A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

灰野さん一ヵ月振りのライヴは....

2005年06月05日 23時55分36秒 | 灰野敬二さんのこと
5月下旬スコットランドツアーへ行っていた灰野さんの凱旋公演(?)が荻窪Velvet Sunで行われました。前回が5月5日裏窓でしたから、丁度一ヵ月振りのライヴです。ASTRAL TRAVELING UNITYという、7人のメンバーからなるノイズコレクティングインプロヴィゼーションバンドとの共演でした。ASTRO~はオシレイターなどの電子楽器2名、パーカッション、シタール、ベース、バイオリン、ミニギターといった編成で、正直いってやっていることは古い。タージ・マハル旅行団の現代版といった感じでしょうか。そこに灰野さんが加わるわけですが、灰野さんは主にフルート、ドラムマシン、エアシンセ、それに民族楽器の笛を使用。歌も聴かせてくれました。
しかし、これだけメンバーがいると誰がどの音を出しているか判らないし、全体の即興の流れもぼやけてまったりした演奏でした。少し期待外れでしたが、灰野さんはこの後もスケジュールがめじろ押し。良いライヴにも当たることでしょう。楽しみにしています。
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Jack Johnsonを観てきたよ

2005年06月03日 22時50分45秒 | 素晴らしき変態音楽
人気のハワイのシンガーソングライター、ジャックジョンソンを観に国際フォーラムAに昨日行ってきました。オープニングアクトはG.Love & Special Source。ブルージーな演奏にラップ調のヴォーカルがのるサウンドに、会場はすでに”出来上がった”状態。みんな通路に溢れ出て踊りまくっていました。
この日は珍しく飲み物を会場へ持ち込むことがOKでした。私もビール片手に楽しみました。なんか去年のFuji Rockみたいな雰囲気。客層も似ていました。
さて8:30PMいよいよJack Johnsonの登場。エレアコ、ピアノ(Money Mark!)、ベース、ドラムのシンプルきわまりない編成だし、曲もみんな似ているのに、何でこんなに気持ちが良いのでしょう。立ち上がってフラフラ揺れて観たり、座って目を瞑って「ここは野外だ。ハワイの浜辺なんだ」なんて想像してみたり、色んな楽しみ方が出来ました。
アンコールではG.Loveとの気心の知れたデュオも聴かせてくれて嬉しかったです。
終演は10PM。「お腹空いたね」と食べ物屋を探しましたが、何処もいっぱい。やっぱりここは悲しいかな有楽町。一気に現実に戻ってしまいました。
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Genocide Organのこと

2005年06月01日 23時47分33秒 | 素晴らしき変態音楽
ドイツの虐殺機関ジェノサイドオーガンの昨年リリースされた6thアルバム『IN-KONFLIKT』を聴いています。89年のデビュー以来、あまり人前に出ず、ライヴでも目と口だけを出したマスクを被り幻の存在とされていましたが、雑誌「電子雑音」の招聘で3年くらい前に来日しました。2日間ライヴを行い、私が観たのはあまり過激ではない方のライヴだったようですが、いかにもドイツ人的な真面目そうな風貌と、レコードで聴く荒々しさとはまた違った緻密な演奏が印象的でした。
この最新作ではそういった緻密なノイズという面が強調され、かつての破天荒さを求めるファンには物足りないかもしれませんが、ノイズにも秩序があると信じる私には、彼等の方向は正しいものに思われます。ところどころノイバウテンを思わせるメタルパーカッションが鳴り響く所も好きです。歌詞も自らの出自であるドイツを揶揄していて、興味深いです。
やはりGOは現代随一のパワーエレクトロニクスを聴かせてくれます。
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