<4月の鑑賞予定映画>
~“流れ星”が恋に落ちたとき、運命が動きはじめる~
気分転換に行ってきました。
「クローズ」と迷ったけど、今の気分はファンタジーで現実逃避したいので。。。
2007年 アメリカ・イギリス合作 UIP配給 (07.10.27公開)
[監督・製作・脚本] マシュー・ボーン
[原作] ニール・ゲイマン(角川文庫刊)
[出演] クレア・デインズ・・・・・・・・・・・・・・・・イヴェン
チャーリー・コックス・・・・・・・・・・・・・トリスタン
ミシェル・ファイファー・・・・・・・・・・・・ラミア
ロバート・デ・ニーロ・・・・・・・・・・・・・キャプテン・シェイクスピア
<見どころ>
イギリスの人気作家によるファンタジー小説を映画化。
美女の姿をした“流れ星”を巡って、魔女ラミアや、海賊、王子らが
激しい争奪戦を展開。
2度のオスカーに輝くロバート・デ・ニーロと、アカデミー賞に3度ノミネートされた
ミシェル・ファイファーが、それぞれ物語の鍵を握る人物を演じている。
<あらすじ>
イングランドの外れ、ウォール村に住む若者、トリスタン(チャーリー・コックス)。
ある日、この村と外界を遮断する“壁”の外に落ちる流れ星を目撃した彼は、
村一番の美女・ヴィクトリア(シエナ・ミラー)に愛の証としてそれを捧げるため、
超えてはならないその壁を超え、魔法の世界・ストームホールドに
足を踏み入れてしまう。
すると、彼は一人の美しい少女・イヴェン(クレア・デインズ)を見つける。
彼女こそが流れ星だと知って大喜びのトリスタンだったが、それはおぞましい力が
彼女の追跡を開始した瞬間であった。
やがて彼らの前に立ちはだかるのは、永遠の若さを求める邪悪な魔女、
権力に目がくらんだ王子たち、そして空飛ぶ海賊――。
2人を取り巻く、運命の闘いの果てに見つかる真実とは…?
<感想>
ツッコミどころ満載の映画でした。
なぜに、流れ星が女性!?
その“流れ星”=イヴェンの心臓を持つと永遠の命と若さがもてるらしいのですが。
この映画の主人公を演じたのがこの2人。
イヴェン(クレア・デインズ)と、トリスタン(チャーリー・コックス)
なんて花がない2人・・・・。
イヴェンは一応ヒロインなんですが、主役オーラがなさすぎ。
トリスタンが最初に恋するヴィクトリア(シエナ・ミラー)の方が美人。
星がテーマなんだから、もっとキラキラしたヒロイン持ってきて欲しかったです。
それと、トリスタンも存在感薄っ!
そもそも、王子キャラじゃないし、この顔。 イケメンじゃないよな~。
もっさりしてて、私の好みの顔じゃな~い。
魔女役には、ここんとこ意地悪な役が続いてるミシェル・ファイファー。
真ん中がミシェル(怖っ!)
敵役なんですが、さすが大物女優。
存在ありあり!2時間の映画が持ったのも彼女の存在があってこそ。
魔法で若さを戻しますが、これがヒロインより美しい。
ミシェル私より歳上なんですけどね・・・・・年齢不詳っぷりが増してきてます。
ミシェルと同じに、出てるだけで存在感発揮したのが
海賊役のロバート・デ・ニーロ。
これが笑えるキャラで。
このデ・ニーロが、ぶったまげたことをしてくれました。
よくこの役やったな~と思ったのと同時に、なんでこの役引き受けたんだろう?
という疑問も残りました。
そうそう、意外にこの王子達が憎めなかった。
ゴーストの王子達。
兄弟で王位継承を争い、なぜか死ぬ度に亡霊となって現世を傍観します。
現世では強面だったのに、なぜか死ぬとお茶目になるのがおかしいのなんの。
王子と言う割には、みんなおっさんばかりだったけど・・・・。
流れ星はお姫様、壁を越えると異世界、この辺の細かい説明は一切なし!
ある意味、お見事です。
確かにファンタジーの世界で、映像はキレイでした。
しかし、いかんせん主役2人の存在が弱すぎ。
でもって、脇にロバート・デ・ニーロを始めとする、大物俳優陣が
圧倒的な存在感を出してるので、余計にかすんでしまいました。
脇役もしょぼかったら、もっと悲惨になってたと思います。
話は単純でわかりやすいけど、主役が主役だけにどうもいまいち
感情移入しにくくって、作品に入り込めませんでした。
「ロード・オブ・ザ・リング」、「ハリー・ポッター」、「ナルニヤ国物語」のほうが
完成度高いです。
大物俳優に助けられたって感じの作品でした。
彼らが出てなかったら、もっと点数低かったと思います。
点数:6点 (10点満点)
30日(火)は、娘の懇談会等で帰りが遅くなることはわかったいたので
小4息子に鍵を持たせて登校させました。
案の定、帰りが遅くなり、帰宅したらすでに息子は帰宅してランドセルが
和室にほったらかしになってました。
自転車もなかったので、「友達んちに行ったな」というのは見てわかりました。
ふとダイニングテーブルを見るとA4サイズの紙が置いてあり
そこには息子の文字で「○○に行ってきます **より」
という、行き先を書いた伝言メモが置いてありました。
「出かける時は、必ず行き先を言って出かけるんだよ!!」
毎日口すっぱくして私が言うのを、息子は覚えてたんですね。
4年生だから、それぐらい出来て当たり前といえばそうですが
なんだかほのぼのとした息子の思いが伝わりうれしかったですね。
帰宅してからの会話。
NAO:「えらいね~ちゃんと書いて行ったんだ。ママ嬉しいよ」
息子:「携帯に電話しようかなとおもったけど、ママ懇談会だから
出ないだろうな~と思って、メモ書いて行ったの」
その気遣い、正解だよ。 心和むひと時でした。