<2月の鑑賞予定映画>
6月から入会したKくん(年少)。
習い始めてそろそろ半年になりますが、毎週元気に来てくれます。
先日、ぴあのどりーむ幼児版を修了しました。
最後の曲「」を連弾で仕上げる時、どうしても私の音が気になりミスを連発。
右手から左手に移行しなくちゃいけないところが、右手のままで終わってしまうんです。
最初から完璧に弾かないと気がすまないKくん。
「もぅ弾けない」と涙がポロリ。
あとはちゃんと弾けてるのに、最後の移行がどうしても決まらない。
Kくん:「もぅ先生と弾かなくてもいいよ!ボクはもぅこれでいいの!」
NAO:「Kくん。先生はKくんと一緒に連弾したいな。
ピアノさんも、きっとそう思ってるよ。
泣いててもうまくはならないと思うしね。集中してチャレンジしてみて!」
しばらく考え込んだKくん。
Kくん:「わかった。先生、泣き止むまで待っててね」
NAO:「うん、待ってるよ」
そうして再びチャレンジ。 それでもなかなか思うようにできません。
泣いたり怒ったりしながらもKくんはがんばり、ようやくバッチリ弾くことに成功。
NAO:「よかったね~。これで文句なしの合格はなまるです。
晴れて、次の本に進めるね」
そうしたらKくん、号泣。
「わ~~~ん!先生~おかあさ~ん、ボク弾けました~うれしいです~」
合格して緊張の糸がほぐれたのでしょう。ほんと、表現がかわいいですね。
思わずハグハグしてしまいました。
晴れて、ぴあのどりーむ1巻にすすむことができたKくん。
前半は、幼児版の復習も兼ねてるので、けっこう宿題を出しました。
NAO:「いっぱい出したけど出来るかな?」
Kくん:「はい!大丈夫です」
うちの教室ではテキストが修了するごとに、ごほうびとして
えんぴつor消しゴムをあげてます。
もちろん、Kくんにもごほうびをあげました。
最近、ポケモンにはまったみたいで、ポケモンの鉛筆を選択。
Kくん:「新しい本もがんばるぞ!エイエイオー!」
そう掛け声しながら、お母さんと帰っていきました。
4歳でも、達成感を味わうと、こんなに全身で嬉しさを表すんですね。
私も、学ぶことの多いレッスン時間でした。