<12月の鑑賞予定映画>
朝起きたら「ここは実家?」と勘違いするほど、神奈川は珍しく雪が降りました。
水分の多い雪だったので、たいしたことないですが
ここでは、まともな雪だったので、息子は「オォ~」と叫んでました。
雪を見ると、昔からどうもおっくうに感じてしまう私。
今日は、1日どこにもでかけずお家でゴロゴロしてました。
そんな中、娘は部活動に・・・。
他の部は雪で休みだったのに、剣道部だけあったんですよ。
親子でてっきり休みだと思ってたのに・・・・。(--;)
↑は、窓か撮った風景。
息子:「外で撮れよっ!」 ママは、寒いの苦手なのっ!
~この橋を渡れば また君に会える~
「字幕でもいいから見たい!」と息子が希望したので、二人で行ってきました。
2007 アメリカ作品 東北新社配給 (07.1.26公開)
[監督]ガボア・クスポ
[原作]キャサリン・パターソン
[出演]ジョシュ・ハッチャーソン・・・・・・・ジェス・アーロンズ(絵が好きな主人公)
アナソフィア・ロブ・・・・・・・・・・・・レスリー・バーク (男勝りの転校生)
ロバート・パトリック・・・・・・・・・・・ジェスの父親
ズーイー・デシャネル・・・・・・・・・エドマンズ先生 (ジェフの憧れの先生)
<見どころ>
キャサリン・パターソンの同名ベストセラー児童小説を映画化。
いじめられっ子の少年と風変わりな少女が空想の王国テラビシアを作り上げ、
友情を育んでいく姿を描く。
主人公の少年少女を『ザスーラ』のジョシュ・ハッチャーソンと
『チャーリーとチョコレート工場』のアナソフィア・ロブが演じる。
CG技術を駆使して描いた子どもたちの空想世界と、涙を誘う感動のストーリー。
<あらすじ>
貧しい家庭にあって、姉妹4人に囲まれ窮屈に暮らす、
小学5年生の少年ジェス(ジョシュ・ハッチャーソン)。
唯一の慰めは、こっそりと絵を描くことだった。
学校でも居心地の悪さは同じだったが、ある日、風変わりな女の子
レスリー(アナソフィア・ロブ)が転入してきて、ジェスの毎日は一変する。
自由な発想と行動力を持つレスリーのリードで、2人は森の中に空想の王国
“テラビシア”を創り出し、かけがえのない友情を育んで行く。
ところが、突然の悲劇が2人を襲う。
<感想>
予告編を見てたので、話の結末はわかっていながらもジ~ンと来た作品でした。
主人公、ジェスを演じたのはジョシュ・ハッチャーソン。
よく見るとかわいい顔だ~。
自分の居場所がなく、孤独を感じてる気持ちを上手に演じてたと思います。
転校生、レスリー・バークを演じたのは、アナソフィア・ロブ。
「チャーリー・・・」では、ガム風船膨らましていた女の子役でした。
いや~成長したな~。
演技力は、抜群でしたね。
と同時に、注目したのがファッション。 どの洋服もかわいい!
重ね着のコーディネートは、バッチリでした。
こういうセンスもちたいです。足元も凝ってたし、文句なし!
この2人が、近くの森で、空想の国「テラビシア」を創っていきます。
秘密基地ごっこ、というような感じ。
見てるだけでワクワク。
こんな大規模じゃないけど、私も小さい頃、庭で「ごっこ遊び」で
空想に浸って遊んでたので、この2人の気持ちはよくわかりましたね。
2人は、学校では浮いた存在。
学校ではさえない顔をしていたけど、「テラビシア」ではいきいきしていました。
それは、そこが2人にとって、自分らしくいられる場所だったから。
~心の目を開いて~・・・・・・このセリフは、印象に残りました。
居場所を確保した2人は、学校で辛いことがあっても、少しずつ
前をみて歩んでいくようになります。
だからあの結末は、残念ですね。
そこから立ち直ろうとしていくジェスには、思わず応援してしまいました。
「テラビシア」に出てきた巨人の顔は、ちょっと笑ってしまいました。
子どもの頃を思い出させてくれる、そんな作品。
「テラビシア」は想像の国なので、観ている観客も純粋な気持ちで
見る必要はありますね。
空想の世界「テラビシア」に閉じこもるのではなく、その国を通して
現実世界での壁を、少しずつ乗り越えていくことに、この作品の価値が
あるのではないかと感じます。
それにしても、アナソフィアちゃんは印象に残りました。
若干14歳!なのに、女優の風格たっぷり。
ナタリーや、キーラのような華のある女優さんになっていくこと間違いなし!です。
ほんと、先が楽しみなお嬢さんです。
あと、妹役の子の演技も光ってました。
親子で、ぜひご覧下さい。
予告編は、観ないほうがいいかも? あれ、かなりのネタばれです。
点数:7.5点 (10点満点)