ネパールを震源とするM7以上の地震でティベットや北インドでも被害があったようだ。私の宿舎も揺れたので、地震があったようだ程度に感じたが、千キロ以上離れたところのが感じられたのだから、大地震だ。デリーでも揺れたらしい。数年前、同じヒマーラヤの麓、シッキムでも大地震があり、甚大な被害が発生し、周辺にも影響があったばかりである。インド、ネパール、シッキムは地震が少なく、耐震家屋が少ないから、地震による家屋の倒壊が多い。その少ない地震のインドネパールシッキムで地震があるという事は、太陽系が活発化か不活発化しているという事で、自然に何が起こってもおかしくない、いわゆる『想定外』のことがいくらでも起こる時代になっているという事だ。子供のころから、『科学的』という事が最高のように教え込まれて来たが、『科学的』が万能になり一種、『宗教的』と同じ意味になっていて、そこそこ『科学的』という説明が加えられると、安心するように育って来たが、人間の能力に限界がある事も認識すべきであろう。
先月カナダのベッドフォード海洋研究所がカナダの太平洋側で福島原発事故由来の放射性物質を検出して、さらに、 福島原発事故の海洋に放出された放射性セシウム137の約5%に相当する八百兆ベクレルが、4月24日迄に北米に到着するとウィーン学会で発表された。これは、セシウム137だけである。水に溶けやすい放射能など、他にも強烈に有害な放射能があるのに、測られていないだけだ。日本は太平洋の生態系を破壊し尽くす。空中にばらまかれているものも今、測定値が上がっている上に、それを機械故障のせいにして、機械を撤収してしまった。日本の政権は、それを隠す法律まで作って国民に知らせない。マスコミは例によって、政権の言いなりの報道だ。