私の会社では、早番と遅番があって、1時間の出勤時差がある。
また仕事の量によっては、早番は2時間以上早く出る場合も
少なくない。きょうもそんな日で、A・M3時30分の
出勤である。
ドアを開けるとまだ真っ暗な空ではあったが、4分欠けの
月の明かりがこうこうと輝いて、けっこう青空が見える。
そこに鱗雲が広がっていた。
昼の青空とはまた違うすがすがしさで、済んだ色をしていた。
なんだか胸の奥まで鱗雲が広がっているような気がした。
出掛けにこういうものを目にすると、もうその日の
幸運が約束されたようなものだった。
案の定つつがない一日となって、ささやかな幸せを
賜ったのだった。
また仕事の量によっては、早番は2時間以上早く出る場合も
少なくない。きょうもそんな日で、A・M3時30分の
出勤である。
ドアを開けるとまだ真っ暗な空ではあったが、4分欠けの
月の明かりがこうこうと輝いて、けっこう青空が見える。
そこに鱗雲が広がっていた。
昼の青空とはまた違うすがすがしさで、済んだ色をしていた。
なんだか胸の奥まで鱗雲が広がっているような気がした。
出掛けにこういうものを目にすると、もうその日の
幸運が約束されたようなものだった。
案の定つつがない一日となって、ささやかな幸せを
賜ったのだった。