人権侵害

　　大阪府立懐風館高校（羽曳野市）の強制的髪染め問題であるが、すでに生徒らが学校に損害賠償を求めて訴訟を提起している。それに対して、学校側は争う姿勢を示しているという。ということは、これは大阪府教育委員会も学校側と同じ認識であると言うことだ。

　大阪府政は今、維新が牛耳っている。橋下、松井と続く維新による府政が、人権に関して程度が低いかを示している。

　この問題を、週刊女性がとりあげている。

　＜女子高生・黒染め強要訴訟＞学校は地毛が茶色いだけでなぜ生徒を “排除” したのか

『君たちはどう生きるか』

　私が大きな影響を受けた吉野源三郎氏の『君たちはどう生きるか』（岩波文庫）が、マンガ化されて、ものすごく売れているという。原作がとてもいいから、売れて当然という気がするが、私も読んでみたい。

2カ月で43万部大ヒット！『君たちはどう生きるか』漫画化売れた理由とは？

トランプの言うがまま、隷属国家日本の首相

　
　トランプ大統領「米の雇用増やすために兵器の爆買いよろしく」安倍首相「はいっ！」→財源は？

「戦争はやめて」は言えなかった？

　横田早紀江さん「戦争はやめて！」制止された大統領への直訴

座間の事件

　いったいどういう顔をしながら人を殺し、人を解体していったのか。おぞましいとしか言いようがない。

　私はスマホのようなものは持ってはいないし、Twitterもやっていない。そんな時間はないからだ。

　この事件に関して思うのは、Twitterというものでつながった人同士がつながってしまうという恐ろしさである。Twitterやネットの世界は、仮想空間である。仮想空間では、フェイクやガセ、ウソなどがまん延し、情報をアップする者はみずからを隠しながらあらゆる情報を流す。

　現実空間から、仮想空間を経由して現実空間へとつながるネットの世界は、一度は仮想空間をくぐることにより、現実空間は仮想空間に包摂されてしまうという恐ろしさを持っている。仮想空間の「虚偽」が人の心をとらえて、まったく見ず知らずの人間が会ってしまう。あたかもすでに既知の友人にでも会うかのように。しかしその既知は、現実空間での既知ではなく、仮想空間での既知である。

　私にとって、若い女性が、男が一人で暮らす部屋の中へ吸い込まれていくのは、どうも理解の外である。

　信じられない事件である。まだまだ豊かな人生を送ることができた人々の生命を奪った男の蛮行には怒りを覚える。