ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

宮城県丸森町、大内青葉西「熊野神社の老杉群」(町指定)です!!

2023-05-20 18:31:11 | 巨樹・大木
 大内青葉西地区は、丸森町役場の南南東約11kmのところ

 丸森町役場北側の道路を東へ国道113号線を右(南)へ出ます

 道成りに南へ約7.9kmで標識に従って青葉方面へ右(南西)へ県道228号線へ入ります

 約3.7kmで右に熊野神社が東向きに鎮座します

 境内に車を止めさせて頂く事が出来ました

 境内入口です

 邨社 熊野神社です  (邨=村)

 鳥居の奥側の参道両側とその奥社務所脇に注連縄の巻かれた杉が立ちます

 説明版です
   熊野神社大杉
 この熊野神社は永承年間(1048年)安部貞任が勧請して紀州熊野神社から分霊して建立したという古い神社である。
 拝殿には応永年間(約550年前:1394~1428)に奉納された鰐口が残されている。
 境内の杉は樹齢600年ともいわれ、現在は5本(昭和52年10月に枯れたため伐採された)残されており樹勢はなお旺盛である。
 昭和40年(1965)11月27日丸森町指定天然記念物
   平成4年(1992)3月
     宮城県文化財保護協会
     丸森町教育委員会

 社務所脇の一本です、境内で二番目に太いと思われ、幹周4.20m 樹高35.0m (少しだけ遠くの風景の記事より、数値記入しました)の大木です

 拝殿です

 拝殿左(南側)にも注連縄の巻かれた杉が2本在ります

 拝殿雄南側の一本が(南東側から)境内で一番太いと思われる杉です、幹周4.35m 、樹高35.0m (少しだけ遠くの風景の記事より、数値記入しました)の大木です

 本殿です

 本殿裏側の杉の大木は注連縄が巻かれていないので、天然記念物の対象外のようでした


 境内のカヤの前には石碑が並びます

 境内社の山神神社です

 中には、狼像が三体並んでいます

 狼像説明版です
   由来
 この狼の像三体は明治の初期、佐野の後藤銭治氏の作と言い伝えられ、山野の害獣除災の守護神として縁起のある福島飯館に鎮座する山津見神社の眷属、白狼を模して神事に奉納。
 当時、青葉西の山神神社に鎮座、山の安寧・災難・火伏せの祀り神として崇め祈り願って参りました。
 時を経るにつれ損傷、民俗研究家の石黒伸一朗氏、狼像を初見、白蟻の食害、腐食甚だしいので修復をすすめられ、「東北芸術工科大学文化財保存修復研究センター」の藤原徹教授ご指導のもと修復、これを契機として其れぞれに祀られていました。
 青葉地区の氏神様三社、青葉地全域の善意を仰ぎ合祀に至りました。
      合祀遷宮 平成28年11月23日
      青葉契約会・熊野神社氏子一同

 四柱を祀った境内社です、左から歳神社・蚕神社・安産神社・愛宕神社です


 境内を南東側駐車スペースから見ました

 そろそろ関東へ帰ることにしましょう

 宮城県丸森町から旗巻峠を越えて福島県相馬市へ出て、東北中央高速道路の無料区間を伊達市霊山町まで乗りました

 県道51号線から県道39号線と辿って、二本松で国道4号線に出て、をゆっくり戻りましたよ

 金曜日の夕方は、本宮インター手前から郡山市日和田町の郡山西環状道路分岐までは

 いつものように渋滞        していましたので

 埼玉到着は夜遅くになってしまいましたけどね~
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宮城県丸森町、笠松「笠松」(町指定)です!!

2023-05-20 12:44:55 | 巨樹・大木
 笠松地区は、丸森町役場の西約7kmのところ

 丸森町役場前から西に出て、大通りを南へ、約400mを右(西)へ

 県道45線の交差点を過ぎた丁字路を標識に従って左(南西)梁川方面へ県道101号線です

 道成りに約4kmで標識に従って右(北西)出羽庭・あぶくま駅方面へ

 道成りに段田原峠を越えるようにし約3.3kmで下り坂の左手に

 笠松が見えて来ます、右手の道路脇に車を止めさせて頂きました

 東側から

 東北東側から

 「町指定天然記念物 笠松」の標柱です、文面には・・・笠松は太さ3.3mの赤松の木で、樹齢400年以上と言われています。
 昔は峠道を通る人達の休み場になっていたと言われ、この松があることからこのあたりの地名を笠松と呼ぶようになったと言われています。
 

 北側から

 伏したアカマツの幹です

 北西側から 

 西側から

 南西側下側から見上げました

 南側から幹を見ました

 南南東側から

 南東側から見ました

 では、次へ行きましょう
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宮城県白石市、大平中目梨ノ木平山「嘉右衛門山の逆さケヤキ」(県指定)です!!

2023-05-20 06:40:52 | 巨樹・大木
 大平中目梨ノ木平山は、白石市の西側の山の中です、今回の宮城県取材の初日に東側(白石市街側)からアプローチしましたが、ルートが見つからなかったため、最終日の帰り道に西側(小原温泉側)から入りました

 国道113号線の小原温泉トンネルの南詰から約300mを左(東)へ、すぐに左の急坂を登ります

 赤坂の集落に入って丁字路を左へここから沢沿いの林道になり約700mで砂利道に変わります

 道成りにゴロゴロ石の林道をゆっくり進むと約1.6kmで四本の道路が交わる

 鉢森峠に出ました、南東側への道路を進みます

 尾根道の上空には送電線が通っています

 約400mで道路脇に「逆さケヤキ」の案内板です

 ここに車を止めさせて頂いて

 南へ下る林道を進みました

 最初は緩やかですが、徐々に急になります

 地図アプリで見ると、この下あたりなのですが~、下側の林道が見えました

 ヤマナシの木保護の立札が立ちます

 更に下って行きます

 林道分岐です、左へ進みます

 林道脇にケヤキの木が見られます

 林道のスギ木立の間にケヤキが見えて来ました

 北東側の折口です

 降り口から太い幹を見ました

 山道を降りて見ました

 北西側から

 西側に降りて来ました、角度40度ほどの急斜面にケヤキが立って居るのが分かります

 
 山道が無くなってしまいましたので、草むらを進みようやく南側に降りる事が出来ました

 説明版です
   天然記念物 嘉右衛門山の逆さケヤキ
     県指定 平成17年5月10日
     所在地 白石市大平中目字梨ノ木平山
   樹種 ケヤキ
   学名 Zeikova serrata(Thunb.)Makino
 嘉右衛門山の逆さケヤキが立っているのこの場所は、通称西山と呼ばれる一帯の山腹で、かつて小原方面に通ずる旧山道が通っていた。
 急な斜面に生育しているため、根元の南側は1mの根上がりとなっており、地上約1mのところで不明瞭な二幹に分れ、直立しているもの、斜上しているもの、また、横に伸びて枝の端が地上に接するほど垂れているものなどがある。
 中央に立っている最大の幹周りは、分岐部から1.3mのところで2.25mで、同様に2mを越える枝が数本ある。
 その昔、源義家が逆さに立てたケヤキの杖が活着したとの言い伝えから、嘉右衛門山の逆さケヤキと呼ばれている。
 大きな露出根のそばには、安政年間に建立された「嘉右衛門山の神」の小祠がある。
   嘉右衛門山の逆さケヤキの概要 
     樹高 22m、 幹まわり 8m(地上0.35mで計測)
     枝張り 東西 44m、 南北 45m 推定樹齢 350年
   参考文献 「白石市の文化財」「白石市文化財調査報告書第25集 巨木・名木調査報告書」「白石ガイドブック」
     平成20年11月  白石市
 


 もう一枚は由来記です
   逆さケヤキの由来
 八幡太郎義家が前九年の役(1051)で、陸奥一帯を支配していた豪族安部一族と戦うため親と共にこの中の目山中に陣を張ったとき、義家が持っていた杖を地面に刺したのが根付いて「逆さケヤキ」になったと伝えられている。
 しかし、このケヤキは専門家によると、樹齢は350年ぐらいといわれます。
 また義家にまつわる伝説はこの地に沢山残されています。この木の北側の山腹には、義家の連れていた犬が狼と戦ったとき岩にふんばってつけた足跡のある「闘犬石」や、さらにその上方には恐怖のあまり石になってしまった「狼石」などがある。
 この木の根元の東側のホコラは「嘉右衛門山の神」で、近年まで木造であったが朽ち果てそうになったので、現在のものに嘉右衛門の子孫が納め変えた、当初は狼の牙もホコラの中にまつられていたという。
 嘉右衛門は今ならさしずめ便利屋のような仕事をしていた商人であったと思われる。
 ある日のどに骨をひっかけた狼を助け、その狼に守られたので山賊や狼からの害が無く、商売は大繁盛したという。(日本昔ばなしでも紹介された有名な話である。)
  この木の所有者 中の目部落牧野共同組合

 
 南側から

 大きな幹を見上げました、三つの祠が確認できます

 南東側から

 太い幹を見ました

 東側斜面から、やはり急な斜面です

 東側に離れて見ました

 ケヤキの西側の斜面を登るのには気が引けたので、南東側下への林道を少し進んで、降り口へ戻る林道を登返しました

 車を止めた尾根筋の林道から、逆さケヤキまでは約1kmでした

 帰りは、尾根筋の林道を南へ出ました

 約800mで「沼田入峠」です、取材初日に分からなかったルートなので、左(東)へ降りてみる事にしました

 小原温泉側から鉢森峠への林道より、はるかに多くの車が通っているようですが、国土地理院地図でも黒の実線にしかなっていないので、決してお勧め出来ない道です

 下り切ると、取材初日に迷ったところ、松野コンクリート工業(株)と製品置き場の間に下って来ました

 では、次へ行きましょう
 
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