ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

新潟県糸魚川市、水俣「水俣観音堂」です!!

2023-05-27 19:12:27 | 巨樹・大木
 水俣地区は、糸魚川市役所の南南東約3.5kmのところ

 糸魚川市役所北側の県道222号線を東へ、約1.9kmの押上信号を右(南南東)へ県道221号線です

 道成りに3.3kmで、標識に従って水俣観音方向の斜め右(南)へ入ります

 以前紹介したことのある「山王森のケヤキ」の脇を通て道成りに約500m進むと右手に東向きの観音堂参道です

 道路左側に広い駐車場があります、このルートのこの先は、冬期は積雪のため通行止めになっています

 大きな水俣観音堂の石碑です

 説明版です
   水俣観音堂の文化財
〇縁起・・・当地は、大同元年弘法大師の開基で、坂上田村麻呂が草創した七堂伽藍があったと伝わる。
 支配は、吉祥院で格式高く、その名声は近国に及んだ。しかし、明治6年に観音堂と日吉神社を残して廃寺となった。以来、観音堂は、地元の信者によって守られている。
 また、本堂の本尊十一面観音像には、南北朝の政変で佐渡に配流された権中納言日野資朝卿の子阿新丸の伝説が今に伝わっている。
〇国指定重要文化財・・・木造十一面観音立像 1軀 大正12年3月28日指定
 像は、高さ155cm、桜材の一木造りで、、両手首は失われている。頭部の天冠台上には、現在、薄くなっているが墨書で表情豊かな顔10面が描かれている。
 一般に鉈彫といい、丸鑿を横に用いて荒っぽく彫る技法で作られ、鑿の運びは自由で像からは素朴な穏やかさが感じられる。
 鉈彫は、関東を中心に広く分布するが県内では本像を含めて2軀である。本像は、藤原時代の荒彫あるいは鉈彫彫刻の一例として貴重である。
〇その他の文化財・・・水俣観音堂 1棟
 棟札には、明和5(1768)年、棟梁倉若七右衛門、同脇宮原与右衛門、同下役小杉久右衛門と書かれている。
 方5間の中世密教本堂にみられる平面形式を持ち、内陣周囲だけ円柱を使う。古い材がよく残り、古典的手法のよく残る建築として、また、村の管理する修験道系の遺構として注目されている
           男神像 2軀
 1軀は、台座まで共木から彫り出した像で、像高は27cm、両手を欠いている。もう1軀は虫喰いが著しく下肢を失っており、像高は23.5cmである。両像とも室町時代頃の作と考えられる。
           鋳銅製鰐口 1口
 観音堂正面軒下にかかっている。刻銘には、「貞享3(1686)年、鋳師高田藤右衛門藤原朝臣家次」「施主糸魚川高野清右衛門季林敬白」とあり、制作年代と鋳師、施主の名がわかり資料的価値がある。
    糸魚川市教育委員会・水俣区・北山区


 参道石段を進みます

 石段上の右手に有った目通り幹囲5.4mのスギの巨木は無くなっています、2012年4月の強風で倒れてしまったようです

 本堂です

 北側の軒下です

 南側の軒下です

 南側の角には梵鐘が下がります

 重要文化財の説明版です、参道入口の説明版とほぼ一緒です

 境内はよく手入れされていますね

 本堂裏側の斜面下の穴からは水が湧いています

 境内で目立ったスギは

 境内北端のトイレ脇のスギの大木です

 本堂裏側への階段です

 上がって行くと

 御堂です

 境内には宝篋印塔です

 南側には大きな岩が並びます

 南端には五輪塔が沢山ありました

 シャガの花はまだまだこれからですね

 では、次へ行きましょう

 2023年4月20日午前11時30分訪問です
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新潟県糸魚川市、根小屋「根小屋十二社のケヤキ」です!!

2023-05-27 13:26:00 | 文化財・樹木
 ここからは、二日戻って2023年4月20日取材分です

 根小屋地区は、糸魚川市役所の南約9kmのところ

 糸魚川市役所の北側の県道222号線を西へ、約700mの信号を左(南)へ国道148号線です

 道成りに姫川に沿って8.7km進んで根知谷入口信号を左(東)へ県道225号線です

 間も無くJR大糸線の踏切を渡って直ぐに右斜めの旧道へ入ります

 集落の中ほどに立派な南向き山門(鐘楼門)のある廣傳寺が有ります

 前の道路脇に車を止めさせて頂きました

 向かい側(南側)の路地が十二社の参道になっています

 路地を抜けると十二社の社が見えました

 前の一段低い境内には土俵です

 西側から境内のケヤキの大木の数々を見ました、

 目的のケヤキは社殿の屋根の所の見えました

 北側から境内のケヤキの大木をみました

 十二社の社殿です

 社殿の東側斜面側のケヤキの大木です

 石祠が有ります

 更に奥の斜面に目的のケヤキです

 北側から

 北西側から

 西側から見上げました


 境内のケヤキの大木を南側から見ました

 社殿裏側(南側)のスギの大木です

 では、次へ行きましょう

 2023年4月20日午前10時訪問です
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富山県高岡市、戸出「住吉熊野神社のスギ」です!!

2023-05-27 06:37:27 | 巨樹・大木
 戸出地区は、高岡市役所の南約10kmのところ

 市役所南側道路を南東へ文化の森道りを進んで、古城公園脇からは県道247号線となって進みます

 市役所から約1.7kmの下関町信号を左(南東)へ県道58号線です

 約3kmで標識に従って能越道路県道57号線へ右(西)へ、約500mで左(南)へ新高岡庄川線です

 道成りに進んで県道40号線となります、新高岡庄川線に入って約5kmで道路右手に住吉公園があります

 西側に住吉熊野神社が見えます、参道は南側なので南側へ廻りました


 参道入口です、前の道路脇に車を止めさせて頂きました

 社號標は熊野神社となっています

 参道を進みます

 境内入口です

 玉垣造営由来碑です
   熊野神社玉垣造営由来
 住吉熊野神社鎮守の御神木として近郷に類なき神々しい雄姿で、幾百年もの歴史と部落の変遷を秘めつつ御社に荘厳さを添え、古老から今に語りつがれてきた杉の巨木の一つは、樹勢俄かに衰え蘇生難しく遂に数百年と云う樹齢断ちたり。
 よってその代価を基金とし、昭和52年より同56年までの初老記念の寄付金を併せ、尚部落民一同の浄財醵出により、幸い圃場整備事業による境内拡張整形されしを機に、玉垣造営の運びに至り、熊野神社の神威いよいよ揚り崇高さ益々加わって森厳なる神域となりぬ。よってかしこみて之を記す。
   昭和54年10月21日

 手水舎です

 献馬像です、昭和50年代に伐られた御神木が立っていた場所だとか

 献馬像の後ろに目的のスギが見えました

 社殿は鉄筋コンクリート造です

 本殿覆い屋です

 西側参道から、目通り幹囲5.0mの巨木です!!

 北西側(拝殿前)から

 北側から

 北東側から見ました

 本殿東側の境内社は功霊殿です

 スギの大木の切株が有りました

 では、今回の富山取材は終了です

 2023年4月21日午後2時50分訪問です
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする