芦峅寺は、立山観光の要衝です、富山地方鉄道立山線に終点立山駅や、立山黒部アルペンルートの西端に当たります
広い芦峅寺地区の入り口近く、立山町役場の南南東約13kmのところに芦峅雄山神社中宮が鎮座します
役場前から県道15号線を東へ、約500mで中米沢信号を右(南)へ、すぐの米沢信号を左(東南東)へ進みます
約700mの沢新信号を右(南)へ県道6号線です、道成りに約15kmで道路左側に芦峅雄山神社中宮が南向き参道で鎮座します
すぐ先を左(北)に入って芦峅寺公民館前の駐車場に入る事が出来ました
参道入口です
鳥居の直ぐ左(西側)のスギです
東側の参道から見上げました
説明版です
富山県指定天然記念物
芦峅雄山神社境内杉林 昭和42年9月26日指定
芦峅雄山神社境内杉林は、集落を抱く「美し山」の麓、祈願殿、大宮、若宮などの社殿をとり囲む18000㎡あまりの広大な境内林です。
高さ40~50mのタテヤマスギの純林で、幹まわり6.6mの巨樹を最大として2m以上のスギが122本確認され、2m以下も合わせると一千本を超えるといわれています。樹齢は400~500年と推定され、過去に確認されたものには年輪が480以上あるスギもありました。
幹まわりの太さの割に根まわりの大きなものが目立ち、巨木の中には根元から癒着したものや高さ2~3mくらいまで完全に癒着したものが見られます。百本を超える巨樹が揃うスギ林は県下でも珍しく、タテヤマスギの植生の代表例として価値の高いものです。
巨大なスギが林立する境内は、日本三霊山の一つとして古くから崇敬されてきた立山の祈願殿にふさわしい尊厳な雰囲気を漂わせています。
江戸時代には、神聖な領域として加賀藩による禁制が敷かれ、境内林の伐採は厳しく禁止されていました。また、台風や積雪の被害があったときは芦峅寺の人々が補植を行い、スギ林を守ってきました。数百年の間大切に守り継がれてきた境内杉林では、現在も多くの年中行事が執り行われ、立山信仰の伝統が息づいています。
タテヤマスギ・・・富山県の代表的なスギの品種。富山県東部一帯に自生するスギの系統で、耐雪、耐寒性に優れる。
「富山県の木」(昭和41年10月制定)、立山町「町の木」(昭和49年5月決定)
スギ林の巨樹 幹まわり6m級 3本
5m級 15本
4m級 32本
3m級 45本
2m級 27本
合計 122本(調査年1967)
平成31年3月 富山県教育委員会 立山町教育委員会
*根回りの大きなスギが目立つのは密植されていないためでしょう、杉や桧などの植林は密植して大きくなるに従い間伐を進める事に依り、根元から幹上部まで幹の太さの揃った杉になります。
(例:秋田杉・・・きみまち杉:このブログの2022年10月22日に紹介させて頂いております)
*スギの計測から50年以上が過ぎていますので、各級の本数にも変化が有りそうですね、境内を見て行きましょう
手水舎北側のスギです
西側から
北側から見上げました
講堂前の杉です
東側から
北側から見上げました
右の参道を進むと若宮の手前両側にスギの大木です
左側参道に入って直ぐ左手のスギです
北東側から見ました、合体木かもしれませんね
祈願殿前の参道左手のスギです
北東側から見上げました
祈願殿北側のスギです
参道両側には同サイズのスギが並びます
中には根元に傷みの見えるものも有りました
大宮の周りにもスギの大木が並びます
大宮西側のスギです
では、次へ行きましょう
2023年4月21日午前7時40分訪問です
広い芦峅寺地区の入り口近く、立山町役場の南南東約13kmのところに芦峅雄山神社中宮が鎮座します
役場前から県道15号線を東へ、約500mで中米沢信号を右(南)へ、すぐの米沢信号を左(東南東)へ進みます
約700mの沢新信号を右(南)へ県道6号線です、道成りに約15kmで道路左側に芦峅雄山神社中宮が南向き参道で鎮座します
すぐ先を左(北)に入って芦峅寺公民館前の駐車場に入る事が出来ました
参道入口です
鳥居の直ぐ左(西側)のスギです
東側の参道から見上げました
説明版です
富山県指定天然記念物
芦峅雄山神社境内杉林 昭和42年9月26日指定
芦峅雄山神社境内杉林は、集落を抱く「美し山」の麓、祈願殿、大宮、若宮などの社殿をとり囲む18000㎡あまりの広大な境内林です。
高さ40~50mのタテヤマスギの純林で、幹まわり6.6mの巨樹を最大として2m以上のスギが122本確認され、2m以下も合わせると一千本を超えるといわれています。樹齢は400~500年と推定され、過去に確認されたものには年輪が480以上あるスギもありました。
幹まわりの太さの割に根まわりの大きなものが目立ち、巨木の中には根元から癒着したものや高さ2~3mくらいまで完全に癒着したものが見られます。百本を超える巨樹が揃うスギ林は県下でも珍しく、タテヤマスギの植生の代表例として価値の高いものです。
巨大なスギが林立する境内は、日本三霊山の一つとして古くから崇敬されてきた立山の祈願殿にふさわしい尊厳な雰囲気を漂わせています。
江戸時代には、神聖な領域として加賀藩による禁制が敷かれ、境内林の伐採は厳しく禁止されていました。また、台風や積雪の被害があったときは芦峅寺の人々が補植を行い、スギ林を守ってきました。数百年の間大切に守り継がれてきた境内杉林では、現在も多くの年中行事が執り行われ、立山信仰の伝統が息づいています。
タテヤマスギ・・・富山県の代表的なスギの品種。富山県東部一帯に自生するスギの系統で、耐雪、耐寒性に優れる。
「富山県の木」(昭和41年10月制定)、立山町「町の木」(昭和49年5月決定)
スギ林の巨樹 幹まわり6m級 3本
5m級 15本
4m級 32本
3m級 45本
2m級 27本
合計 122本(調査年1967)
平成31年3月 富山県教育委員会 立山町教育委員会
*根回りの大きなスギが目立つのは密植されていないためでしょう、杉や桧などの植林は密植して大きくなるに従い間伐を進める事に依り、根元から幹上部まで幹の太さの揃った杉になります。
(例:秋田杉・・・きみまち杉:このブログの2022年10月22日に紹介させて頂いております)
*スギの計測から50年以上が過ぎていますので、各級の本数にも変化が有りそうですね、境内を見て行きましょう
手水舎北側のスギです
西側から
北側から見上げました
講堂前の杉です
東側から
北側から見上げました
右の参道を進むと若宮の手前両側にスギの大木です
左側参道に入って直ぐ左手のスギです
北東側から見ました、合体木かもしれませんね
祈願殿前の参道左手のスギです
北東側から見上げました
祈願殿北側のスギです
参道両側には同サイズのスギが並びます
中には根元に傷みの見えるものも有りました
大宮の周りにもスギの大木が並びます
大宮西側のスギです
では、次へ行きましょう
2023年4月21日午前7時40分訪問です