これだけは、今一度掲載しておかないと、話が進まないので、再度掲載します。
そ、れ、は、ね・・・。意中の女性を射止める話だ。というより見る目を養えという事だ。
中国古典文学には、いろいろ為になる話が山積しているぞ。
中国四大奇書のひとつに、「金瓶梅」がある。主人公は西門 慶。普通中国人の名前は一つ名で、西一字が姓なのだが、この人は珍しい西門だ。
その中の一節。景陽岡(けいようこう)で素手で虎を退治した水滸伝でも有名な武松の兄、武大(ウーター)の女房、歴代の淫婦、潘 金蓮を西門 慶が見初めたところから始まる。
その中で、ヤリテ婆あの王婆(ワンバア)さんが人差し指を立ててノタマワッタ言葉。
「おっかさん、本当にとりもってくれたら十両出すぜ」。
「旦那、まあ、お聞きなさい。そもっそも挨光(あいこう)という事が、なかなか難しいんですよ。じゃ、挨光というのはどんな事かと申しますと今、世間で偸情(ちゅうじょう)=密通と言っているのがそれですが、これは五つの条件が揃って初めて成就出来る事でしてね、(さあ、ここからが大事なところ)
第一に潘安のような顔(いい男)、第二に驢馬ほどのしろもの(巨陽)。
第三に鄧通みたいな大金持ち。第四には年が小(若く)うわべはやんわりしているように見えて、辛抱強い事。第五に閑がある事。この五つを潘驢小閑(はんろとうしょうかん)と申しますが、それが全部揃うというわけ」
これを皆揃えるというのは絶対無理だ。ただその中で唯一出来る事は辛抱強く、女性に優しくするという事だ。閑はその後の問題。お金は大事だが、お金じゃ心は掴めない。
それに重要な事は女性を見る目だ。見る目を養うには、結婚している女性を見よう。結婚している女性はよく見ると、やはりキラキラしているぞ。美人とかの問題は別の話。女性を綺麗にするのは男性の力も重要だ。「士は己を知るものの為に死す、女性は自分を愛するものの為に化粧する」と。
女性をキラキラさせるのも男次第という事だ。職場にいて、仕事に燻っている女性を今一度見回してみよう。磨けば玉になる女性がいるかもよ。
水郷爆釣隊関係には独身者が多いが頑張って意中の人を見つけよう。