⑪ 金鶏鳥の冠毛の羽根を図のようにセットし(トッピングといいます。)ウィングを完成します。↓
⑫ ウィップフィニッシュでヘッドを留めて、黒のラッカーを塗って仕上げる。
完成です。 ↓
⑨ 二枚目のハックルを図のようにセットして、少しづつ前に引き出す。
⑩ ハックルの羽枝を十分広げてスロートを完成したら一対の茶色のマラード(マガモ)
の羽根の切片を図のようにセットする。
⑤ スレッドをアイの方へ巻き進めボディー用のフロスを巻き込みます。
⑥フロスを巻いてキチンとテーパーしたボディーを作りその後ティンセルを巻く。
⑦ ハックルをチャールズ・でフォー型に切り、アイの下、喉に当たる部分に糸で巻きつける。↓
⑧ ハックルを前に引き出して羽枝を広げてスロートを作る。(このスロートを付けるのにダブリングしてハックルを巻くようにする方法があるが、それは別に紹介します。(おっと、これはソフトハックルの結び方だった。)
↓
簡単なタイイングが出来る事を前提にして、サーモンフライの基本的なタイイングを紹介しよう。
①まずスレッドをバーブの先端の上位まで巻いて(胴の終わる所)ティンセルを巻き込みます。↓心配だったら ティンセルを巻いたらスレッドもそこの所まで一緒に巻いて、そのままUターンして元の位置まで戻ります。その後ティンセルをスレッドの戻った位置に巻いて、その後スレッドでティンセルを留めます。そうすればずれる事がなくなります。
②ティンセルでタッグを巻き終えたらティップ用に明るい黄色のフロスを巻き込みます。↓
③ フロスでティップを巻き終えたら金鶏鳥の冠毛をセットします。
④ 冠毛の根元を結び留めてテールを作ったらリブ用のティンセルを再び巻き込みます。
針のおっさんのもう一つの趣味に[あくまでも趣味だよ。難しい事はちっとも分からない事を最初に言っておきたい。(ど笑い)]天体観測があるのよ。
観測とは言ってもデータとって・・・とか、彗星の発見とか、難しい事はからきし駄目なのだ。
閑話休題、先日、新座衛門川に真夜中に着き、夜釣りをして何の反応も無く終わった時、丁度真上の天空にペガサス座の四辺形が見えた。そこで双眼鏡を引っ張りだした。
カシオペア座のWの左側の直角三角形の頂点からペガサスの四辺形から出る足の2番目の星に行くと、そう、アンドロメダ大星雲が見えるのだ。でも低倍率なので、ボワ~っと綿アメにたいな雲が小さく見える。でも見つかると感激ものなのだ。ズルビキにも見させるとやはりなかなか、視界に入らない。でもまぐれで突然入ると、「オー、見えた見えた!。」「あれかあ!」とやはり感激している。
言わずと知れたアンドロメダ大星雲:でも双眼鏡ではこんなによくは見えない
やはり天体望遠鏡が必要かと。
カシオペア座のWの右側の/を底辺とする二等辺三角形の頂点にペルセウス座のh-x(エイチ、カイ=ギリシャ読みでXをカイと読むらしい。)と呼んでいる二重星団もあるので一度挑戦するのもいいかもね。これは、天体望遠鏡で見るのがいいね。天体望遠鏡に天頂プリズムを付けると正立になるので見易くなるのでお勧めだ。
通常h-xと呼ばれるペルセウス座の二重星団
双眼鏡を選ぶのにやはりニコンなのだが、あまり高倍率のを選ぶと視界があまりにも間隔が広くなってしまい星を追っかけ辛くなる。でも天体望遠鏡が倒立なのに対して双眼鏡は成立なので目で見るのと同じ感覚で星を追っかけられる。
冬の夜空の一番スター:オリオン大星雲
肉眼で色がうっすらと出るのが40センチくらいの大鏡筒でないと。 写真で感光させるとこの赤い色が出る。この赤い色の所は水素領域なのだ。フイルムでBで露出させると、赤が増す。アーサ感度3500のフイルム(コニカ:今は市販されていない)で50ミリの1.2 非球面レンズ ノクトで撮った事があったが15秒固定でもオリオン大星雲が赤く出たよ。(易しい天体写真の撮り方はいずれやります)
星のサイトはいっぱいあるので、一度見学されるといいでしょう。