針外し/爺さんの独り言。役にたたない情報ばかり。

自作のスピナーベイトで今日もバスを釣るぞ!。人はそれを「G」と呼ぶ。爺さんの「G(ジー)」の意味だった。ガクン!。

ストーンズとの出会い。

2007-01-20 08:16:57 | ギタ-・ロックの話

1965年、中学2年の夏の終わり、ある日曜日の朝、午前1130分にテレビで「ハリウッド ア ゴーゴー」をやっていたが、その時ストーンズが出演。「ザ ラスト タイム」を演奏。ストーンズの噂は聞いていたが、見るのは初めてだ。今でこそ、簡単なリフの曲だが、その存在感は相当なもの。ブラックな音楽が好みだった針にとって将に、衝撃的な遭遇だった。今でも鮮明に覚えているが、今一度見たいものだ。 「ザ ラスト タイム」のシングル盤を何十回と擦り切れる位聞いてコピーしたもんだぜ。

 そこで突然話が横道にそれてギター自慢に突っ走ってしまうのだ。その時、ブライアンジョーンズが弾いていたのが、ギブソンファイアーバードⅦカスタム。SB64、(ギブソン社にはSGモデルがあるがファイアーバードに当てられたのはSBという事らしい)シリアルナンバー155078。
 1964年製のファイアーバードⅦは97本製造されたらしいがこれはそのうちの1本。通常は茶のサンバーストだが、これは注文に応じて作られたのもらしく、ビンテージサンバーストなのだ。状態も最高で、絶好調なのだ。

      
 このギターの特徴はリバースボディーと言われるように、通常のギターをひっくり返した格好。ペグにはバンジョウ用のものを使用。ヘッドからネック、ボディーのピックアップトレモノアームまで、一木(一本の木)で、左右にボディーを貼り付けています。これをスルーネックといいます。
 当時は余りの奇抜な格好だったのであまり人気が無かった。(デザインを一般公募して採用されたのがエキスプローラーとモダ-ンとファイヤーバードだった。)フェンダーのテレに形状が似ていたためクレーム受けてしまう。でも結構使っているみたいで、クラプトン、キッスとかチョコチョコ見かけるねえ。
 手の小さめの針にとってはこのギターネックが細め、レスポールみたく重くないのでとても弾き易いのだ。

 当時人気があったのは、ホローボディーのES335、ムクの一木で出来ているレスポールモデル、グレッチ社のカントリージェントルマンのシングルカッタウェイ、ダブルカッタウェイ、フェンダー社のストラト、テレキャスター等だ。あとバーンズも人気があったね。
 私は当時ブライアンジョーンズが弾いていたせいもあってか、すごくこれを気にいってしまったのだ。最初は何処のメーカーのギターと言う事も分からなかった。ファイヤーバードがメーカー名だと思ってたよ。

                
                   Mick        Keith       Brian        Bill         Charie
                   Jagger      Richards     Jones     Wyman     Watts


                
        現在のストーンズ ブライアンが死に、ジョンメイオールとブルースブレイカーズにいた、ミックテイラーが入り、すぐに脱退。その後一番右のロッドスチワート&フェイセスのロンウッドが入り、ベースのビルが抜けて今のメンバーとなった。皆爺さんになったね。あんなに美男子だったキースなんか「ゾンビ」みたいだ。
 

コメント
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