山での話。「冬を過ぎて春近し」の頃に例のうざったい「杉花粉」の季節となります。この季節、難儀に思っている人は数多くいる事と思います。
幸い、針外しはスギ花粉は全くと言って良い程、症状がでません。が、その後がいけない。多分「ヒノキ」かなんかだろうと思うのですが、目頭がとてつもなく痒くて、掻きむしってしまい、目頭から血が出てしまう事も。挙句に最近は薄くなって来ましたけれど、瘡蓋(かさぶた)になってしまい、収束の頃目頭が黒く色素が付いてしまいました。
冬の間、鼻水、涙目、クシャミが酷いので「ナザール」等や「鼻炎カプセル」で凌いでいますが。この「目頭7時30分」、じゃなかった。(笑)。目頭の痒さは少し収まるが、山に行くと白樺の新緑は綺麗なんですが、ついでに花、とは言っても、「花穂」が垂れ下がる頃になると、この症状が顕著になってくる訳です。アレルギー用の目薬しても駄目、消炎剤(頭痛薬の事ですけど)を飲んでも効きません。
ほとほと困っていた時、ふと坂田の金時だか、二宮尊徳だか忘れてしまったが、温泉が眼病に聞いたという事を思い出した。体に発疹が出来て、薬(ステロイド)を塗っても駄目でしたが、下にある「権現の湯」に入ったら、痒みが2~3回で症状が無くなった。此処の温泉スパも確か「塩化物泉」。で考えたのだが、入浴剤であちこちの温泉の成分を謳ったものがありますね。前からバスクリンの「塩炭酸泉」があったかと。
冷え症、神経痛、しもやけ、湿疹、あせも、にきびなんて書いてあります。権現の湯の方は神経痛、慢性皮膚病その他、似たり寄ったりね。
ま、閑話休題(それはさておき)この入浴剤を、お湯で溶かして、目を洗ったら、凄く楽になって痒みが取れました。右の目は物がゴロゴロと入ったみたいで、鬱陶しいのこの上なかったけどそれも解消した。何度か痒みが戻りましたが何回か洗っているうちに気にならなくなりました。粗い顆粒状なので、そのまま目に入ったら痛いですから、よく溶かすね。
「針の民間療法」なんてとっても「胡散臭い」カテゴリーですけど、良くなったという事で掲載しました。
が、「良くならない」とか「症状の悪化」とかあったら止めるか、お湯で洗い流して下さいね。あくまでも、自己負担、自己責任という事でお願いします。