都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
『モネ 睡蓮のとき』 国立西洋美術館
国立西洋美術館
『モネ 睡蓮のとき』
2024/10/5~2025/2/11

クロード・モネ『睡蓮』 1916〜1919年頃 マルモッタン・モネ美術館
国立西洋美術館にて『モネ 睡蓮のとき』が開かれています。
その『モネ 睡蓮のとき』の簡単な見どころについて、FIGARO.jpに寄稿しました。
印象派好き必見! 展覧会『モネ 睡蓮のとき』の見るべきポイント7。madameFIGARO_jp

クロード・モネ『睡蓮』 1916〜1919年頃 マルモッタン・モネ美術館
今回のモネ展の最大の特徴は、モネが長年探求してきた睡蓮に焦点を当てていることで、後年の大装飾画に連なる習作を含んだ睡蓮の作品が20点ほど展示されていました。

左:クロード・モネ『睡蓮の池』 1917〜1919年頃 右:クロード・モネ『睡蓮』 1914〜1917年頃 いずれもマルモッタン・モネ美術館
その中でもハイライトといえるのが、マルモッタン・モネ美術館のコレクションを中心とする睡蓮をモチーフとした9点の絵画の展示で、いずれもパリのオランジュリー美術館の展示室をイメージした白い楕円形の空間にて並んでいました。
こうした睡蓮のほかにも、睡蓮に達する前に水辺の景色を描いた作品や、藤やアガパンサス、そしてアイリスなどの花を描いた作品も展示されていて、とりわけ当初、睡蓮の装飾画の上部に帯状装飾として設置することを計画していた『藤』の習作が印象に残りました。
白内障を患い、不確かな視覚にあっても描き続けた晩年の絵画も充実していたかもしれません。アメリカの抽象表現主義を思わせる『日本の橋』や、服喪の象徴とも呼ばれる枝垂れ柳をモチーフとした『枝垂れ柳と睡蓮の池』なども見ごたえがありました。

「3 大装飾画の道」の展示室風景
会期中も「3 大装飾画の道」の展示室のみ撮影ができます。
人気のモネだけあり、会期はじめより土日を中心として入場への待ち時間が発生しています。混雑状況等は『モネ 睡蓮のとき』の公式SNSアカウント(@monet2024_jp)が発信しています。お出かけの際は事前にご確認ください。
展覧会の開催前、FIGARO.jpにて、アンバサダーをつとめる俳優の石田ゆり子さんにインタビューを行いました。あわせてご覧いただければ幸いです。
石田ゆり子が語る、モネとアートとパリと。 madameFIGARO_jp
2025年2月11日まで開催されています。なお東京での展示を終えると、京都市京セラ美術館(2025年3月7日〜6月8日)、および豊田市美術館(2025年6月21日〜9月15日)へと巡回します。
『モネ 睡蓮のとき』(@monet2024_jp) 国立西洋美術館(@NMWATokyo)
会期:2024年10月5日(土)~2025年2月11日(火・祝)
休館:月曜日。10月15日(火)、11月5日(火)、12月28日(土)〜2025年1月1日(水・祝)、1月14日(火)。ただし10月14日(月・祝)、11月4日(月・休)、2025年1月13日(月・祝)、2月10日(月)、2月11日(火・祝)は開館。
時間:9:30~17:30
*金・土曜日は21時まで開館。
*入館は閉館の30分前まで。
料金:一般2300円、大学生1400円、高校生1000円。
*当日に限り本展の観覧券で常設展も観覧可。
住所:台東区上野公園7-7
交通:JR線上野駅公園口より徒歩1分。京成線京成上野駅下車徒歩7分。東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅より徒歩8分。
『モネ 睡蓮のとき』
2024/10/5~2025/2/11

クロード・モネ『睡蓮』 1916〜1919年頃 マルモッタン・モネ美術館
国立西洋美術館にて『モネ 睡蓮のとき』が開かれています。
その『モネ 睡蓮のとき』の簡単な見どころについて、FIGARO.jpに寄稿しました。
印象派好き必見! 展覧会『モネ 睡蓮のとき』の見るべきポイント7。madameFIGARO_jp

クロード・モネ『睡蓮』 1916〜1919年頃 マルモッタン・モネ美術館
今回のモネ展の最大の特徴は、モネが長年探求してきた睡蓮に焦点を当てていることで、後年の大装飾画に連なる習作を含んだ睡蓮の作品が20点ほど展示されていました。

左:クロード・モネ『睡蓮の池』 1917〜1919年頃 右:クロード・モネ『睡蓮』 1914〜1917年頃 いずれもマルモッタン・モネ美術館
その中でもハイライトといえるのが、マルモッタン・モネ美術館のコレクションを中心とする睡蓮をモチーフとした9点の絵画の展示で、いずれもパリのオランジュリー美術館の展示室をイメージした白い楕円形の空間にて並んでいました。
【新着】 印象派好き必見! 展覧会『モネ 睡蓮のとき』の見るべきポイント7。 https://t.co/bFEU4UeBqm
— madame FIGARO japon (@madameFIGARO_jp) October 23, 2024
こうした睡蓮のほかにも、睡蓮に達する前に水辺の景色を描いた作品や、藤やアガパンサス、そしてアイリスなどの花を描いた作品も展示されていて、とりわけ当初、睡蓮の装飾画の上部に帯状装飾として設置することを計画していた『藤』の習作が印象に残りました。
白内障を患い、不確かな視覚にあっても描き続けた晩年の絵画も充実していたかもしれません。アメリカの抽象表現主義を思わせる『日本の橋』や、服喪の象徴とも呼ばれる枝垂れ柳をモチーフとした『枝垂れ柳と睡蓮の池』なども見ごたえがありました。

「3 大装飾画の道」の展示室風景
会期中も「3 大装飾画の道」の展示室のみ撮影ができます。
人気のモネだけあり、会期はじめより土日を中心として入場への待ち時間が発生しています。混雑状況等は『モネ 睡蓮のとき』の公式SNSアカウント(@monet2024_jp)が発信しています。お出かけの際は事前にご確認ください。
展覧会の開催前、FIGARO.jpにて、アンバサダーをつとめる俳優の石田ゆり子さんにインタビューを行いました。あわせてご覧いただければ幸いです。
石田ゆり子が語る、モネとアートとパリと。 madameFIGARO_jp
2025年2月11日まで開催されています。なお東京での展示を終えると、京都市京セラ美術館(2025年3月7日〜6月8日)、および豊田市美術館(2025年6月21日〜9月15日)へと巡回します。
『モネ 睡蓮のとき』(@monet2024_jp) 国立西洋美術館(@NMWATokyo)
会期:2024年10月5日(土)~2025年2月11日(火・祝)
休館:月曜日。10月15日(火)、11月5日(火)、12月28日(土)〜2025年1月1日(水・祝)、1月14日(火)。ただし10月14日(月・祝)、11月4日(月・休)、2025年1月13日(月・祝)、2月10日(月)、2月11日(火・祝)は開館。
時間:9:30~17:30
*金・土曜日は21時まで開館。
*入館は閉館の30分前まで。
料金:一般2300円、大学生1400円、高校生1000円。
*当日に限り本展の観覧券で常設展も観覧可。
住所:台東区上野公園7-7
交通:JR線上野駅公園口より徒歩1分。京成線京成上野駅下車徒歩7分。東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅より徒歩8分。
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