『西島雄志 瑞祥 zui-shou ― 時の連なり ―』 ポーラ ミュージアム アネックス

ポーラ ミュージアム アネックス
『西島雄志 瑞祥 zui-shou ― 時の連なり ―』
2023/4/28〜6/4



1969年に生まれた作家、西島雄志は、ねじ巻いた銅線をロウ付けして造形した立体作品を手がけ、国内の芸術祭や展覧会に参加するなどして活動してきました。

その西島の個展が『西島雄志 瑞祥 zui-shou ― 時の連なり ―』で、会場を4つの空間に分け、新作のインスタレーションを含む4点の作品を展示していました。



一羽の八咫烏を象った作品に導かれ、暗がりのスペースへと進むとすがたを見せるのが『神使  shin-shi - 空』と題したインスタレーションで、八咫烏の群れが羽を広げて宙を舞う光景を作り出していました。



さらに進むとタイトルの『瑞祥 zui-shou』が展示されていて、鳳凰と龍と思しき生き物が断片的にでかつ円を描くようにして飛ぶ様子を見ることができました。



そして最後のスペースでは、ニホンオオカミを神格化させたという『真神 makami』が光を浴びながら立つすがたを見せていて、堂々としながらも神秘的な佇まいにしばし見惚れました。



いずれの作品とも自らの手で銅線のパーツを巻いてひとつひとつつなげて作っていて、会場内にて公開された制作中の記録映像からも、その精緻な職人技というべき膨大な手仕事を知ることができました。


撮影も可能です。6月4日まで開催されています。

『西島雄志 瑞祥 zui-shou ― 時の連なり ―』 ポーラ ミュージアム アネックス@POLA_ANNEX
会期:2023年4月28日(金)〜6月4日(日)
休館:会期中無休。
料金:無料
時間:11:00~19:00 *入場は18:30まで 
住所:中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階
交通:東京メトロ有楽町線銀座1丁目駅7番出口よりすぐ。JR有楽町駅京橋口より徒歩5分。
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