高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

日本の未来を創ってゆけよ!!

2006-01-12 15:12:04 | 日記
1週間の自然体験村の子ども達とスタッフが帰ってゆきました。30数人もいた自然学校はいつもの静けさとなり、ちょっとさびしいです・・・。ましてや、時おり日が差して穏やかな午前中だったのが、今は風が出て、大地も空も真っ白のホアイトアウト状態です。

6日間の冬の子ども活動が終わりました。お弁当を持ってのぶな林の一日。地域の方々との交流餅つき会、スキー場でのソリすべり、雪の村づくりと毎日毎日、吹雪もなんのそのと、野外活動を続けました。 冬なのに、私が感心するくらいに、嫌がる様子もなく外へでかけてゆきます。札幌でも、この近所でも雪の外遊びをする子どもの姿は、とんと少なくなりました。(というより、黒松内では見かけない・・・)

冬は、テレビの前でゲームに夢中になっている子ども達が多いんでしょうね。自然体験村には、テレビはありません。その代わりに、大集団の中の生活、人と人との関わりがたくさんあります。それもいつも顔を合わせている家族や学校の友人、先生とは違います。 初対面やいつもと違う人達とおしゃべりして、転げまわって過ごしているわけです。 

 こういう集団の生活を子どもの頃にたくさん体験しておくことは、異なる、新しい環境に身を置く力、その場所で自らの居場所を築く力、周りと協働し、適応してゆく力が間違いなく養われると思います。 

 笑顔いっぱい浮かべて、「また来るよ~」って感じで手を振ってゆく子ども達を見送っていると、こちらまで幸せになります。

「おー、君たちぃ!! 日本の未来を創ってゆくんだぞぉ!」
コメント
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