高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

いよいよサミットですが・・・

2008-07-04 23:58:18 | 日記
今日は来訪者が多い一日でした。我町を美しく運動の開発局関係のご一行、大学のK教授、明日からの「海草押し葉」の講師に静岡からN先生、襟裳からは旧知のI氏が到着。養成コースの皆さん・・。皆さんの情報によるとサミットの警備強化で、警察官も多く検問も増えているとのことでした。

あたふたと抱えている仕事をOSK君を叱咤激励しているうちに夜は更けたという感じの一日でした。

***
アメリカが、条件付で二酸化炭素の50%削減の議長国提案に乗る状況との報道がありました。うん・・・何があったんだろう? 技術革新に期待した産業分野別二酸化炭素削減目標を懐にした日本は、排出権を買うために他国に資金流失させてゆくことにならんだろうか・・・。

二酸化炭素削減によって化石燃料を使う人間のライフスタイルを変えたとしても、他のエネルギーを必要としたままでは、本質的な環境問題は解決できないと思える。環境問題で重要なのは、増え続ける人口と食糧問題ではなかろうか。もはやこの問題は、環境と関連させなければ解決できないだろう。地球が暑くなろうが、寒くなろうが・・。 もうひとつ、重要な問題は 

水の大きな特性は、さまざまなものを融解する。つまり溶け込ませることができること。水は生命において最も重要な物質です。 一方、人間はこれまで自然界に存在しなかった物質を次から次へと製造し続けています。 生き物の絶滅が温暖化が大原因のようにマスコミ挙げてPRされ始めていますが、これも、それだけでないだろう・・・。 ありとあらゆる物質が水に溶け込み汚染され、それが雨となり、土壌も汚染しているのではないだろうか?

ほんの少しの土の中にも無数の土壌菌が存在している。ある種の土壌菌も絶滅し、またどんどんと変異しているだろう。すべての生き物が連鎖して存在しているのだから、この「見えない世界」の変化がどのように「見える社会」に影響してくるかが・・恐い。

***
と あきらめてきな危機感を持ちながら・・・
明日は、森のガイド  午後からは 海草のお勉強をします。

壮大な矛盾を抱えつつ・・我は明日も生きるのであります。

ぎゃあてい ぎゃあてい はーらー そうぎゃあてい・・・

前へ前へ進むのが生きることじゃぞ!
とお釈迦様もおっしゃっております。

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二酸化炭素削減の意味?

2008-07-04 01:33:18 | 日記
K省のお仕事もしているので、あんまり書けないのですが・・(と言ってやっぱり書こう)、でも、お仕事しているからこそ、いろいろ情報集めしているうちに・・・、地球温暖化の原因は本当に人間が輩出する二酸化炭素が原因なんだろうか?と疑念が生じて来てしまった・・・

もちろん、猛烈な化石燃料の消費による人間の経済活動、生活様式の転換には二酸化炭素の削減を国家的運動にするいこと自体はいい事だと思っているのですが、二酸化炭素の増加?が温暖化の犯人のようになっているのは、本当に科学的根拠があるのか・・・調べていくうちにちょっと懐疑的になってます。

それにしても、なんで、こんなにこぞって、二酸化炭素削減目標がG8の議題になっちゃんだろう? マスコミもバックアップしながら、何がなんでも目標達成・・・2050年に半減とか・・ これ本当に間違ってないんだろうか? 一説によると、この運動と研究などのために1兆円の税金が投入されているとか。(国の借金が増えるということかな?)

これって、原発促進、電気自動車開発のためなんかなあ? 環境ビジネス育成のためなのかなあ・・・と疑いたくなる・・・

そもそも、1990年の二酸化炭素の排出量を基準に、日本が6%削減を目標としたのか?・・結果、日本は増加してしまって、今や1997年に策定された京都議定書のお約束を果たすためには、12.3%を現状より削減しなければならない状況に追い込まれているのです。 これって、EUの事情があったようです。 特にドイツの東西統合により、旧東ドイツの二酸化炭素をたくさん排出する非効率的な工場や車を考えると、EUにとっては、1997年の各国の排出量を基準にするより、1990年を基準にしてもらった方が、削減しやすという事情があったとか、なかったとか・・。 日本は、1990年には、世界に冠たる二酸化炭素輩出の少ない工業国であったのにです。 そうだったとしたら、当初からEUに比べて日本の目標はかなり高く不公平に設定されてしまった訳です。

にも関わらず、二酸化炭素排出量の取引市場が世界に形成されてきて、目標を自国の技術革新で解決できない日本は、海外から「買う」ことにならざるを得ない、それも これから発展を目指す途上国から・・・。 日本の稼ぎが海外に流失し、さらにその海外の技術革新にその資金が投入される構図になってしまったのではないか?  私は、これまで日本は世界の中で稼いできたのだから、それでもいいかと思いますが・・・

買わなければならない、企業は・・・当然嫌気が差しますよね。ということは、日本を捨てて、現地法人を作って海外にどんどん進出してゆく。資金も人材も流出してゆく・・・。 つまり、国益は下がり、国力は落ちる・・・。 まあ、国益なんていってられない地球社会だから、私的には いいんですが・・・。 明らかに転げ落ちるための条件整備を自らがしているのかもしれないなあ・・・。

人間の輩出する二酸化炭素が温暖化を生んでいるとセンセーショナルな世界的危機感をつのらせたのは、例のゴアさんの「不都合な真実」でしたが、本当なんだろうか?

地球は現在、大きな氷河期の中の間氷期の暖かい時期にあり、この後氷期に入ってゆくというのが、地球規模の科学的な証拠もある「今」です。太陽の黒点が出現する時期は、太陽エネルギーが強く地球が暖かくなるということはすでに確固としたデーターがあり、今までは増えていたが、昨年あたりから明らかに減って来たという観測研究データーもあるそうです。 つまり・・・そろそろ氷期に入る・・。

地球が冷えるというのは、「雲」の影響が強いそうです。天気が悪いと太陽光がさえぎられますからね・・・。 その雲は、宇宙線という放射性物質の量と相関関係があるそうです。 それも、これまで少なかったが増加に転じつつあると言う事実もあるらしい。 つまり、これも地球がこれから冷えてゆくという仮説となる。

もちろん、今「暖かくなっている」という実感はあるのですが、じゃあ・・その阻止のために2050年の二酸化炭素半減なんて大目標にしていいのか? 人為的原因ではなくて、もっと地球・宇宙の問題ではないのでは?

むしろ、寒くなることに対する対策を練った方がいいのでは? という科学者達もいるのです。

またしても、アメリカの大戦略に翻弄されているのか、いなか・・・
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ブナ林エコツアー

2008-07-04 00:40:44 | 日記

自然体験活動の全国ネットワークの会合へ(CONE)。久しぶりに再会のオジサン、お姉さんも居てわずかな時間の交流。でなくて、会議。小学生の義務教育への1週間程度の自然体験活動導入や関わる人材養成のついて・・早く退席する私に合わせて会合の時間調整をして頂いて・・・恐縮。

この国家事業「子ども農山漁村交流プロジェクト」は、省庁連携なのですが、各省各部署の思惑もあり、必ずしも足並みが揃ってないので・・・現場の「田舎」では、矛盾もいろいろと抱えています。しかし、壮大なプロジェクトは、現場で・・ただただ「使命」を持って関わるしかないな・・。 

***
夕方の便で千歳着。 到着ロビーに大きなエコツアーPRの看板がありました。
焦点を絞って見ると・・黒松内のブナ林のガイドウォークが紹介されておりました。嬉しい限りです。 ここのところ、AIRDOの機内誌やJRの車内誌にぶなの森自然学校が大きく紹介されているのですが・・・、 あまり反響なし・・。小さな田舎のエコツーリズム展開は難し。



21:35長万部着。 屋根にも響く雨。22時過ぎに我家へ。 MRKさんを相手にちょっと愚痴りつつ 寝酒・・・
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