子ども農山漁村交流プロジェクトの受け入れ地の十勝平野にある大樹町を視察、交流中です。 南十勝のファームインをはじめた農家を訪れました。
大きな宿泊施設を作った農家をたずねました。こういう農家は、北海道にはまだまだ少ないのですが、全国的に見ればたくさんあります。
しかし、この農家を訪れて・・・びっくり!!
外周りは新設の宿泊施設なのですが・・・・、中に入ると
旧家をすっぽりと昔のままに包んだ建物なのです。次の写真のガラス戸は、本当は外と面していたのです。このガラスの多さ!! それが、成功の富の象徴だったかもしれません・・・。それだけでもビックリです。寒い十勝なのに!! 雨戸の納めの造りも残っています。開拓の末に財を成し、新しいを家を作った時に、本州のような仕様の家を建てたのかもしれません。
それを、まるごと一軒、包むように改装した農家の「想い」にふれて、北海道の開拓期を偲ぶことできる歴史的建造物だと感じました。 ニシン御殿ではなく、陸の御殿もあったんだなあ。
それを、今の時代に残そうと考え、実行に移したオジサンに拍手でした!!
