高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

失敗した!!

2009-11-12 23:30:01 | 日記
今上天皇在位20周年の記念行事が午後、NHKで実況放映されていたんですね。
見そこねて、残念なり。

こと天皇に関しては、なぜか極めて日本人的な感覚が刷り込まれている私としては、なんでも今時のアーティストというのでしょうか、つまること歌って踊れる歌い手グループのエグザイルとやらが、式典で歌うということに多少の驚きがあります。

「時代が変わった」というよりも、過去の為政者が皆やってきた「天皇という存在」の「国家的利用のにおい」を感じてしまい、違和感はあるものの、嫌ではないという 自分の感情を生中継の画面で確認してみたかったのです。

天皇のお言葉を夜のニュースで見ましたが、文言については幾重にも宮内庁で精査されてはいるのでしょうが、平和を祈るお気持ちはご本人の心からの「お言葉」として素直に聞けます。

なぜなんだろう・・・どうやって形成されたんだろうか・・・私のこの精神構造は・・・

千葉県の浅間神社という神社の境内脇で生まれてから過ごし、物心つく頃から、外出、帰宅時に必ず社殿に向って礼拝していたことが影響しているのでしょうか。それとも、そして戦死した軍服姿の叔父の遺影を祭る祖父をいつも見ていたことから影響があるんでしょうか。 海軍に行った父親、南方戦線で爆撃機に乗っていたもうひとりの叔父から戦争のことを断片的に聞いたことはありますが、彼等から天皇について語られたことは記憶していません。 天皇はいつも民の平和を祈っていたと信じているんですね・・・。 ですから、自分の中では、戦争と天皇責任がつながっていません。

どうしてなんだろう・・・。

考えるに、TVに流れる雑誌に紹介される昭和天皇と今上天皇、そして「皇室の生活や公式行事の様子」の映像が影響しているんでしょうね。皇室の人々は、今の日本において最もモラルある人達で、常に平和を祈っている方々なのだろうなあ。

と、天皇は「最も模範なる存在」のように、私の精神構造に刷り込まれているんだなあ・・・私の精神構造には。

これこそ、時の権力に影響されているってことか?

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だからといって、思想的に何だカンダということはありませんので・・・

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お世話になった元ボスと教育関係のお仕事仲間、福祉系NPOの方々と夕食会。いつもと違う頭脳を使うのも、よろしいです。 何ができるかな・・・。

明日は、東京へ・・・

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泡(あぶく)

2009-11-12 14:42:09 | 日記
図書券は今やプリペードカードになっています。

本日午後、10,000円もする未使用のカードが泡(あぶく)のように名刺入れから現れました。小躍りの幸せを感じる瞬間でした。この我が身への授かり物を誰かさんに渡さなければならない状況におちいり、消してしまわぬうちに使っちまおうと図鑑を買うことにしました。

どうせなら普通は手を出を出しにくい、カタツムリやカエルが満載されたマニアックな図鑑か美しい写真や写実絵が豊富な高価なものを一点買いしたかったのですが、幸か不幸か気に入ったのが見つからなかったので、実用的な三冊を手にいれました。 「薬になる植物図鑑」「海辺の生物観察図鑑」そして野鳥観察用の薄手で解説が詳しいハンドブックです。

この秋は森のガイドを5回以上はしたかな?。お客さんとのガイドウォークは楽しいのですが、自分の勉強のためにゆっくりと図鑑を片手に観察しながら時を過ごすことがなく、インプットが足りないと反省することしきりなのです。

ゆっくりと一人で自然の中を歩く時間も欲しいなあ。と思ううちにもう冬だ・・・

帰ったら、カモでも見にゆくか。 そのためには、壊れてしまった双眼鏡も新調せねばならない。

泡銭は飲んじまったしなぁ・・・・

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夕方からは、お世話になった私の元ボスとお仲間方と会食予定です。

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市民と職員合同研修

2009-11-12 01:48:35 | 日記

あら!! 子ども夢基金・・事業仕分けで廃止になってしまった・・・。 補助金申請の準備を始めたところだったのですが。応募は始まっていますので、すでに来年度の申請をあげた団体もあるでしょうね。

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本日の仕事は、札幌市市民自治推進課が主管する「ファシリテーター養成」の入門のワークショップ(参加体験型研修)のファシリテーター役でした。

行政職員と公募で申し込んだ札幌市民の合計52人が場を同じく合同研修です。割合は、3対2くらいでしょうか。行政職員の方がやや多い構成でした。こういった研修を市が実施するのは初めてのことです。

ファシリテーターという言葉を聞きなれない方もいるかと思います。ここでご説明するは長くなりますが・・・、 人口減、少子高齢社会に突入する日本社会、さまざまな局面で「人と人との関係性」が希薄になり、コミュニティが成りたちがたくなっているのは誰しも感じていることです。 行財政も立ち行かなくなり、公共サービスのあり方もこのままでは破綻してしまうかもしれません。

そんな中で登場した市民参加の市政、協働社会の必要性、実現が言われるようになってきました。そのときに、つながりづくりをおせっかいする、促進役、助産師役がファシリテーターです。

立場が異なる、価値観や考え方が異なる人が共感し、理解する、そのためにコミュニケーションを豊かにしてゆことが大切です。その上での、地域社会の問題の課題化、そして解決が図られてゆきます。

そんな、ファシリテーターのあり方、考え方(マインド?)、ファシリテーションの技法について理解を深めて頂く時間でした。

人数が多いので、なかなか一人一人に私がかかわりを作っていくことには難しさもありますが、私も楽しめたひと時でしたので、まあ合格点でしょうと・・自己評価。

***
夜は、環境系中間支援4団体(国、道、市、民間)からのヒアリング・・なのか?
こちら支援される側は3団体のNPOなのですが・・・・ なんか途中からアイディア出しのブレーンストーミング風となり・・・、

立場が逆な感じも・・・ 私の気のせい?
コメント (2)
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