高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

縄文系日本人と弥生系日本人

2013-11-30 00:43:00 | コラム風味

Yさんが、毛糸のレッグウォーマーを完成したとの写真を見て、かなり反応したあたしがおりました。

けっこう縄文系デザインだなと!

日本人はどこから来たということに興味多大なあたしです。遺伝子や頭骨、身体解析も含めたDNA鑑定学説から、アフリカに生まれたホモサピエンスサピエンス(あたしら)にはふた系統あって、日本列島においては、縄文人と弥生人は現代日本人形成の過程のなかでもともとは別亜種性があるという学説に遺伝子レベルで嬉がっています。

縄文系は追われつつ自分の地域をみつけ地域コミュニティを強化しようとする、いわゆるオリジナル、原住民系であって、弥生系は領土拡大の征服意欲が強い系です。 後者は世界的に言えば、アメリカンインディアンから土地を略奪したヨーロッパから移住したアメリカ人原型・・わずか4~500年前典型だな・・。

私はもちろん、土着系縄文系であって、ご先祖様は住処と土地と追われ追われて日本に辿りついた系・・・の日本型土着系の縄文人。Yさんの編み物に土着系デザインを感じて共感、かなり反応してしまいした。 つまり、南方からの日本列島に到達した縄文系DNAの持ち主として魂から共感しております。

 なんでアベノミクスやグローバルビジネス、原発推進に生理的に嫌悪感を感じるのかというのは、DNAレベルをもって考えんとイカンと思う昨今であります。いうなれば、そういう考え、行動様式、価値観の方々と、わかりあえない・・・。同じホモサピエンスサピエンスであっても、生活、動物的に言えば生態がかなり異なってしまっている・・・・。 

戦いは嫌だ、しかし我生活を守るためには戦うぞという土着型コミュニティ形成したがる遺伝子と戦いが好きで領土拡大(今は経済拡大)をしたい戦闘的な遺伝子があるわけで、人類史はその相互の違いを持って形成されてきたと思うのです。

日本史初期においても出雲の縄文系と伊勢(つまり今の天皇系)の弥生系があり、平家は土着系で、もしかしたら源氏の方が弥生系????、源頼朝と義経の対立は、実は義経は北方系土着勢力からの養子・人質として鎌倉幕府に送られたことからの因縁。、南北朝の対立は南朝は土着系、北朝は弥生系・・・・。 北朝が歴史上で勝利したことで、けっこう、この日本がいったん治まったが、戦国時代では再び入交え・・・、弥生系の徳川家が勝利した。

明治維新も同じで、薩長土肥の縄文土着系が復権したのですが、そこから縄文系が西洋の弥生系人類に教化されて、ここ100年の近代史がごちゃごちゃになってしまった・・・というのが、私の目下の理解です・・。 だから、安倍さんは、本来土着系だから、「日本を取り戻す」とか言ってしまう・・・。 

 戦いを好む勢力拡大したい遺伝子を持っている弥生系が、実は日本の深いところんいいて、縄文系を取り込んじゃった・・、そして、今の日本で勢力拡大をしている・・・と考えておりまする。

しかし、人類史は地球生命史から比較すれば、わずか20万年か30万年もない、ましてや産業革命以来から考えればまたたきほどの一瞬なのです。

 我、縄文系・土着型を好む遺伝子系人類も行動しなければ、人類は持続可能にはならないと考えており、今ミクロの程の瞬間に頑張るしかないと思っているのです。 しかし、少数になっちゃった・・・。

 すなわち、土着系(日本で言えば縄文系)遺伝子を持つ人類は世界的な連帯が必要だと考えているわけです。 

というわけで、縄文模様のようなレッグウォーマーに、めっちゃ反応した あたしでした。 

おやすみなさい。 

明日も縄文系でがんばります。

コメント (1)
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