自然体験活動を指導するために・・をテーマにした研修会を3日間の予定で、うえだんな(いぶり自然学校・ねおす)と5月1~3日の日程で実施しています。今日は二日目でした。
体験活動のさまざまな」手法を自らが体験しながら、野外自然活動の技術だけでなく、体験活動全般に対する指導側に立つ者が持つべき「取り組み姿勢」、対象者を理解するためには共感力や洞察力を高めること、またいろいろな活動を展開してゆくためには、自分自身の対人スキルを高めることが必要である、自分自身も理解する努力が大切であることを、それこそ体験的に学ぶ場を創り出しています。
子どもの野外・自然体験活動をどのように実施するか、その考え方とスキルアップがメーン課題ですので、この3日間の研修の背骨は・・・、
一に、「大人と子どもの違いは何なの? ・・・ 指導側に立つ者の姿勢と態度と行動とは・・」
第二に、対人スキルを高めるために必要な、自己開示と他者からのフィードバック(評価)です。
第三は、いろいろの道具の名前や扱い方、用語の確認です。
今日の午前中は、地域の自然・地勢を体験的に知るためのフィールドワークを兼ねて、黒松内を流れる朱太川を4艇のダッキーカヌーで下りました。 ウエットスーツを着込み、雪融けの冷たい川へ。 河畔林の様子、治水のために行われた(いる)大規模な河川拡幅の様子・・・、カワセミ、カモ、サギをみて、川を上るマスに思いを馳せました。
午後は座学をふたコマ。 青少年と自然体験活動、体験活動の基本的な考え方、リスクマネージメント
4時すぎより、子ども達に提供する野外体験キャンプ実習。 定番の火起こし、カレーライスづくり。
こうやって、大人だけで、真面目に?二人ひと組で、いわゆる飯ごう炊飯を体験するってなかなかないなと改めて実感しました。
私は、ドラム缶風呂の釜爺となり、夕食後には順番に四人が露天風呂体験。
そして、焚き火を囲みました。 ただ無言に炎を見つめる、おなじ空間でおなじ時間を過ごす。
久しぶりに私のストーリーテーリング 「太陽と月が海と友達となる話」
お題にみんなが応える、自己開示的お話タイム 「自分に影響を与えた本、人、歌・・・」 「もしも、使わなければならない100万円があったら」 「2週間の自由に使える時間があったら」・・・・・そんな時間を楽しみました。
大学新卒の20代から子育て中のお父さん、30代、40代、そして50代後半終盤の私。 親子ほどの違いがありますが、世代間交流の時間でもあります。
「交流」「コミュニティ」をうむことが、我らのシゴトです。
隣のテントからイビキが聞こえる夜。