高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

いのち

2021-05-04 07:26:28 | コラム風味
日に日に春満開の黒松内です。 冬の間は一面の雪の中・・、毎年感じるのですが、あんなにたくさんあった雪を溶かして天に返すお日さまのチカラ・エネルギーは凄いよなあ・・・。

冬の間に鶏がふえました。茶色のコケッツ組みはイタチの侵入で殺られて二羽だけになってしまったのですが、小屋周りを補強して新たな仲間を増やしました。 黒い連中です。雄鶏も二羽加わりました。 ブラックコケッツです。 あっ、二羽になったのは、私たちも喰っちまったからでした。 俺らも動物のいのちを頂く肉食だと感じる作業でした。
 
話はスイセンに変わりますが。。。、 田舎にいると、畑や草地の中にポツンと、あるいは5本10本とまとまって咲くスイセンを春先に見つけます。ある人がこれを「野良スイセン」とよんでいました。 都会に住んでいると、「おっ、誰がこんな場所に球根を植えたんだろうか」と思うわけですが・・、 園芸屋さんに行くと秋に球根で売っていますからね。私もそういう先入観がありました。
が・・、あるとき、はたと気がつきました。
 
花だからなあ、雄しべも雌しべもある、推薦は被子植物であるのだ。 つまり種子ができるのだと!! 新鮮なおどろきでした。その種を昆虫が運ぶのか、鳥が食べて遠くで糞として落とすのかするのだなと・・・。
 
黒松内に移住して25年ほど経ちました。2001年、つまり21世紀から黒松内に移住する前は都会と言われる場所にずっと住んでいました。 田舎に住んでいると、「いのち」を感じる瞬間がたくさんあります。四十を過ぎて知ったこと、気づいたことがいろいろとあります。
 
 
 
 
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