なんだかさ、ここのところ思い出話しばかりでござる。
長女から「お父さんは、自分で年寄りに近づきすぎる!」なんて、叱咤だか批判だかされる昨今ではありますが、何かとむかしのことを思い出すことが多くなることもその証左かな・・
長女から「お父さんは、自分で年寄りに近づきすぎる!」なんて、叱咤だか批判だかされる昨今ではありますが、何かとむかしのことを思い出すことが多くなることもその証左かな・・
と、さてはおき・・、
先だっての日曜日は自分でも忘れていた父の日でした。 次女からは健康によさげな焼き菓子セット、長男のネパール人嫁からは、アウトドアの日よけ帽子となぜか今時にちょっと厚手の靴下、そしてお手製カレーを作って持ってきてくれました。が、いつもは何が欲しいものある?と照会してくる長女からは今回はなんの問い合わせもなく、届き物はなかったのですが、上記の写真が送られて来ました。
私の手元にはない写真であったので、それを大切にとっておいてくれたことが嬉しくて、感謝です。
(物もあるそうで、次に帰省するときに持ってくるとのことなので、楽しみね・・)
2,3歳の頃の写真でしょう・・。 万全に安心しきってアタシに頬を寄せている姿に、なんだかウルッとしてしまうと同時に、とても「せつない」感情もわきあがって来ました。 なんでだろ・・・??
写真の頃は、猛烈会社人間で、家に帰るのも遅く、なかなか子ども達と過ごす時間がとれませんでしたが、毎週のように日曜日には都市公園めぐりをしていました。(札幌には緑豊かな大きな公園があちらこちらにあります)。その時にスナップ写真なのでしょう。
父親として、もっとしてやれることがあっただろうに・・という後悔というか、あの時間はもう戻らないというような感傷のような・・き も ち 。 アタシャ、ちゃんと生きてきたんだろか・・?と ね ・・
そして、この写真を見たらしき、母親気質に似てきた次女からも 上から目線のメールが送られてきた・・。
「小さい時のお父さんとの思い出はなぜか一つも浮かばず。けど、大きくなってからはいつも味方でいてくれたというイメージがあるからちゃんと子育てができてたんじゃないか!」と・・。
これも・・・嬉しかった・・。
***
私には いわゆる田舎がなかった。 もちろん、祖父祖母は子どもの頃に近所にいて可愛がってもらっていましたが、それは、緑はまわりに比較的あるものの、大都会の衛星都市でありました。そして、母親には19歳の時に死に別れ、同時期に私も進学で北海道に来たので父親との暮らしも19歳までで、今は彼も亡くなり、すでに帰省するような実家という場所はありません・・・。
なので・・、自分で田舎をつくるしかないなあ・と、考えたことも、黒松内町に移住した個人的な大きな理由です。 自分の実体験としては、モデルとなるような身近だった田舎の爺の姿はないので・・、
「My田舎づくり実践研究所 所長」なるかってな肩書きを作ったわけで、これからも、子どもや孫たちが訪ねてこれるような田舎づくりに向かって のほほんと 生きてゆく所存です。
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