2009.1.20(火)曇り
アンドリューワイエス氏の訃報を新聞で知る。91才ということである。共感を覚えた画家の一人なのだが、その年齢に意外な感じだ。もっと若い画家だと思っていたのだ。初めて知ったのはNHKの日曜美術館かなんかだったと思うが、気に入ったのはポスター画ではなかったか。よく憶えていないのはやはり実物を見ていないからだと思う。絵でも彫刻でも実物を見ると感動もひとしおだし記憶にも残るものである。
アンドリューワイエス氏がご高齢であることに驚いたが、私の大好きな浜田知明氏は90才を超える年齢でしかも現役で頑張っておられるということで、さらに驚いた。浜田氏については版画や彫刻で活躍しておられるが、新聞紙上で初年兵哀歌シリーズを見て感激した。自転車旅行中、たまたま酒田の美術館で本物の作品に逢うこととなる。もうすっかり夢中になってじっくりと観賞することが出来、有意義な時間を過ごすことが出来た。そこで氏が熊本の出身であること、作品は熊本県立美術館所蔵であること、大正6年生まれでご高齢だが元気で頑張っておられることなどを知ることが出来た。その翌年熊本を訪れた際はわくわくしながら県立美術館を訪れたのである。常設の展示場があるのだが、順繰りに公開しているため作品の数が少なくがっかりしたが、その代わり220点の作品が載っている美術本を買って帰る。その本の中には私の最も好きな作品は無いのだが、いつかどこかでそのブロンズの作品に会えるような気がする。
熊本県立美術館と浜田知明氏の美術本、カフェじょんのびで見て頂戴。
今日のじょん:じょん語録(34)マーライオン
いろんな表情があるなかで散歩の終わったときなど真面目な顔をして座っているときがある。当初からマーライオンと呼んでいる。写真を載せようと探しているがそれらしいのがないのでいづれまたお見せしよう。