2009.1.23(金)曇り
吉右衛門が手伝いますよと言うので、上林川の流木運びと引地の倒木運びをすることにする。流木は堤防に担ぎ上げるのには重すぎるので、100mあまりを流すことにする。幸い川の水量も増え、岸の葦も枯れて、おまけに残雪で歩きやすい。流木の太い方を例のザイルで縛り、鎹(かすがい)で3カ所とめる。筏流しよろしく出航したが、川の端は流れがよどんでいて走らない。頼りなさそうに見えた枯れた葦も束になると結構しぶとく、ザイルが引っかかって進まない。2カ所ほどネコヤナギの木もあり、これも通過に苦労する。ここで活躍したのが村上さんに貰った鳶口である。やはり筏流しには鳶口が必需品だ。穴にはまったり、川に浸かったり這々の体で車のとめてある岸にたどり着く。
まずは一服し、どうやって岸に上げるか、上がったところでどうやって車に乗せるか色々と思案する。鳶口とザイルを使ってずるずると引き上げる。細い方を二人で抱えて荷台にかける。そのまま少しずつ持ち上げ、遂におしりが荷台にかかった。いやあ、二人でやれば何とかなるもんだ。 そろりそろりと村に運び入れる。荷がほどけて府道に転がしたひにゃあえらい目に遭う。車のバランスも危ういので、転倒の可能性も無きにしもあらずだ。
それでもなんとか昼前には運び終えて倉庫の前によこたわせる。悪戦苦闘したけど満足感はひとしおだ。
軽く昼食をとって、引地の現場に向かう。古い樫だろうか根元から折れて道や川に散乱している。チエンソーで適当に切り車に運ぶ。一番太い重そうなやつが川の中に落ちているので、大変、チエンソーで細切れにすることが出来ない。二つに切って手で運び上げる。思いの何のって、それでもなんとか軽トラに満載して帰路につく。重い生木で後輪はぺっちゃんこになっている。きっと積載違反だろう。
久々の肉体労働に二人とも大満足、やはり工夫をして頭を使いながらする肉体労働が心にも身体にも一番いいようだ。明日からまた雪になるそうだ、夕刻まで薪割りをする。
今日のじょん:京都のモモのお母さんが来て、大好きな円いほねほねを19個も買ってきてくれた。じょんだけでなく他のワンちゃんも大好きなようだが、特別美味しい味では無さそうだが、少しずつバラしていくのが楽しいのかな。