晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

何鹿の匠展 11/6

2009-11-06 | 日記・エッセイ・コラム

2009.11.6(金)快晴

 かみさんが粒々屋さんに食事に出かけたので、これ幸いと綾部市資料館に行く。丁度何鹿の匠展をやっているのと、資料館を訪ねてみたいと思っていたのでいい機会であった。頼まれた買い物や軽トラのスタッドレスタイヤ交換などを済ませて、昼過ぎにやっと到着、資料館は天文館パオなどと一緒に由良川沿いの高台にあり、大変気持ちの良いところだ。
 入口のところに仏像が安置されている。里町の佛南寺の木像大日如来座像である。綾部市の指定文化財であり、資料を見ると平安初期の作風で平安期のものだという。こういう立派な文化財を間近にしかも独占して見られるのはなかなか機会がない。資料を購入したかったが、インターネットで同様のものが配信されていたのを思い出して写真だけにする。かえって「綾部の文化財日誌」とい うブログ風の機関誌をひらくと同じ仏像が載っており、運慶の作かともいわれているそうだ。えっ運慶って鎌倉時代の人じゃないの?なんとなく興ざめする。ともかく仏様はそんな人の評価は知ったことかとでんと座ってござっしゃる。Img_3327
 さて本題の匠の作品は綾部に在住の陶器、ガラス、トンボ玉、木工、竹細工などを紹介している。いろんな分野の方々が綾部に住んで作品を作っているんだなあと感心する他にどーやって生活してるんだろうなどと下世話な心配もしたりする。
 資料館では資料の閲覧は出来ないのだが、依頼するとあるものを見ることはできるので、何鹿郡誌を閲覧させていただく。もちろんゆっくり読むことも出来ないので、パラパラっと見るだけになる。Img_3319 Img_3321
Img_3322




【作業日誌 11/6】
イルミネーション取り付け
木小屋7日目(垂木取り付け)

今日のじょん:ヘイヘイのところに行くと、塀が高いのでじょんには何も見えない。するとこないだから後ろ足で立ち上がるようになったのだ。CMでなんかの動物が立ち上がったり、犬でも二本足で散歩するのを見たが、じょんのようにでかいのが立ち上がるとこれは見物である。是非カメラに納めたい。


 

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いきあたりばったり工法 11/5

2009-11-06 | 日記・エッセイ・コラム

2009.11.5(木)晴

 セルフビルドってなんやねん。自分で作れば何でもセルフビルドやんかと思いきや、どーも家を造ることがセルフビルドのようである。じゃあ、おいらみたいに小屋作ってるとか、吉右衛門みたいに濡れ縁作ったとか、かみさんが庭作り上げたのもセルフビルドでいいんじゃないの。
 てなわけでセルフビルドの最高峰のような村上さんのお宅を一年ぶりにお伺いする。いやあ、よくぞここまで作られたかという感じだが、なんといっても足かけ6年、総てが完成するまであと4年はかかりそうというその年月が素晴らしい。普通嫌になりまっせ。その根性というか情熱というか、これはちょっとやそっとのものじゃない。セルフビルドだってお金はかかる、手間賃は不要だが材料費はしっかり要るわけだ。もらい物、拾い物でまかなうにも限度がある、自分の気に入った物を探すわけだが、無尽蔵に予算があるわけでない、ここのところを自分自身のコンセプトと予算と満足度で見極める、これがセルフビルドの究極の楽しみではないだろうか。
 なーんてえらそうーな事言ったって、今私がやってるのはつまらない木小屋造りである。とにかく集めに集めた薪を野ざらしにしていては腐ってしまう。なんとか雨露をしのぐ小屋を造ってやらなければならない。予算が無いので今あるものを使って作り上げること、これが命題である。今冬頂いたヒマラヤ杉をただ燃やすだけでなく有効に利用したい、こんな思いでヒマラヤ杉を主体に使う。太い幹は床代わりとし、柱3本は直径30cmぐらいのを使う。お決まりの掘立行き当たりばったり工法だ。構想はあるが設計図はない、大体丸太を使う建物は設計図を書きようがない。根元と先の直径が違う、その上曲がってるは、枝は出ているはで、常時実寸で測りながら進めるしかないわけだ。穴を掘って柱を埋めるという原始的な方法では、柱は菱形か平行四辺形にしか立たない。梁や桟も事前に加工できれば、楽に進められるのだが、そんなことをした日にはひとつも寸法が合わなくなる。今回垂木を渡す溝を事前に加工してみたが、真っ直ぐな垂木だと絶対に合わない。ところが安物のグリーン材の垂木が乾燥して湾曲してしまい、しっかり溝に合ったりする。これが皮肉で面白い。Img_3314
Img_3315
この垂木の曲がわかるかな?柱の切り込みも本来なら真ん中にくるはずなのだが、、、、。

  吉右衛門が、真っ直ぐに切れない柱を傾斜した犬走りに立てたらぴったりとなったなーんて喜んでいた。こういうのって面白いよねえ。職人に頼んだら頭に来るところを、自分でやったら笑えてしまう。これぞセルフビルドの楽しみじゃねーかな。
Img_3278 Img_3279 Img_3285 Img_3286 Img_3291 Img_3313                                          




 【作業日誌 11/5】
木小屋2号作製6日目

今日のじょん:最近侵入犬のうんPが続いている。いつも同じうんPなので同じ犬なんだろうが、犯人は分からない。夜中のことなので、寝ずの番でもしない限り解らない。といっても近所の犬は顔見知りなので、見当はついているのだが、確証がないというところだ。昨日はいつもと違う変なもののうんPを発見、ネコよりも太く、犬よりも細い。うんPの時の足跡もあり、あなぐまかなあ?Img_3307 Img_3306

しゃがんでしたうんPと残された足跡。

コメント (2)
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