2009.11.8(日)晴
第301回目の建 比羅さんとの約束は1000年間お祭りするということだからあと700年はお祭りす ることとなる。武吉、佃、忠の三町で回り持ちで講をひらくため講元となられたお宅は大変なことと察するが、このような形で幕府に直訴した三人の義人をたたえ、金刀比羅さんに感謝するなんてのは日本中探してもそうないのではないかと今年もお参りに行く。(2008.11.9参照)もちろん自転車で行くわけだが、建田三町は府道から離れており、本来の上林の田舎を感じさせる大好きなところである。念道では霧が上がっている八時前、忠ではまだ霧が残っている。佃に行くとより濃くなり、武吉の講元はすっかり霧の中である。より下流に向かっているのだが山が深いせいなのだろうか。
忠町、佃町(十二社神社)、武吉町(講元宅付近)
武吉町では幟が立ち、交通整理の人が道案内をしてくれる。自転車をおいて坂の上の坂田さん宅に向かう。お詣りをし、昨年のお札を返して新しいものをいただく。楽しみは御神酒である、このために自転車で来ているようなものだ。
帰りは府道沿いのコースをたどり、先日売りに出されたYさん宅に寄ってみる。
かなり古い軽量鉄骨のお家だが、南向きで周りが開けていてロケーションはいいところだ、面積も充分だろう。屋根やクロスなど補修して550万円の広告が出ていたがさてどんな方が来られるだろう。同じ町内会だけに他人事とは思えない。北側は旧街道で道脇に古い祠を見つける。「×高金大明神」大正四年の銘がある。×は末という字の左の点がないものでなんと読むのか解らない。その地才ヶ坪という地名にも興味あり、なんとか調べてみたいものだ。
十倉名物大銀杏も紅葉直前、末高金大明神?
【作業日誌11/8】
木小屋作製九日目(波板切り取り、側板張り)
今日のじょん:ハナが逝く。この一月から痛々しいほどの闘病生活をしてきたハナが遂に天国に逝ってしまった。かみさんはおろおろして泣き出すし、まさか私も泣いている訳にはいかないが、ハナのダンボのような耳やハナパパと一緒に嬉しそうに車に乗っていた光景を思い出すとホロリと来てしまう。じょんには何も解らないかも知れないが、お友だちが居なくなることは寂しいことだ。
じょんのびにある直近の写真(8.27)