2009.11.28(土)曇
今日は少し暖かいが、薄ら寒くて陰気な天気が続くようになってきた。いわゆる山陰の冬である。こんな時チロチロと燃えるストーブのそばで本を読むのが最高の贅沢である。もちろんすぐに眠くなるので、いくらも読まないうちにうとうとするのだが。
この冬に読もうと沢山の本を仕入れた。6,7冊はあろうかと思う。えっ一冬でそんなもんかと思われるだろうが、中には超分厚い郷土史なんかもあるし、なにせ二回づつ読むからそれくらいで充分だろう。
この冬の楽しみ
二回読むのは一回で頭に入らないからだ。若い時分はそういうことはなかったのだが、最近では読み直してはじめて理解できるという状態である。それは読み物の種類にもよるかも知れない。小説なんかだとどんどん読んでいってお終いで、二回読んだって面白くも何ともない。ところがこの冬読もうとしているのは古代史や郷土史などであって、書いてあることを理解する必要がある。特に苦手なのは神様の名前である。例えば、天津日高日子波限建鵜葺草葺不合命(あまつひこひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)、天照国照彦天火明櫛玉饒速日命 (あまてる くにてる ひこ あめのほあかり くしたま にぎはやひ の みこと)なんてのが憶えられる?。その上神々には別名があって、誰と誰は同一などとなるので訳が解らなくなる。
もう一つは地名であり、大都市ならどこにあるか解るが、地方の村落などはいちいち地図で確認しながら読み進む。これでは時間もかかるわけだ。
てなわけで、この冬の楽しみはこれらの本を読了することだ。
今日のじょん:今年のカメムシシーズンも終盤になってきた。それでも暖かい家の中には残党が現れる。じょんがジーっと天井を見つめているときがある。カメムシ発見の瞬間である。「よし、捕まえてやろう」と動きだすと「ワンワン」とでかい声で吠え出す。家の中で吠えだすとやかましいことこの上ない、それでもじょんの手柄だから褒めてあげなければならない。じょんはカメムシ発見の名人である。
カメムシ発見伝、なんちゃって、、、、。