晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

今冬一番 1/16

2009-01-17 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.16(金)晴れ ー5度

 いつもの様に7時に起きてじょんの散歩に行こうとする。あれ、リードが棒になっている。フックのところも凍りついて開かない。温度計を見ると-5度、今冬一番の冷えだ。昨年11月に-3度というのがあったがそれ以来の氷点下である。もの皆凍りついてきらきらと輝いている。じょんのびの木は霧氷というのか樹氷というのか白く輝いて美しい。Img_1980Img_1983 

じょんのびの木の樹氷とカチカチのリード

 なんとかリードを温めて、散歩に出る。道路も歩道もアイスバーンでつるんつるん、じょんの滑る様子は笑えてしまうがこちとらもかなり危険だ。雪の残っているところを踏んで進むが、それもないところは完全にスケートリンクだ。新聞配達の女の子が自転車に乗っている。うーむ、参った、しかもスニーカーだ。このバランス感覚は素晴らしい。マーブルママは早出で出かけている。タイヤの跡を見るとスタートの苦戦のあとが見られる。折り返し点まで行くと高橋のおっちゃんが出てきた。もう慣れっこで怖くない。車のドアが凍りついて開かない。これも苦戦している。
 這々の体で帰り着く、家にはいると室内は10度、外気と15度も違うのは、建物自体が保温に考慮されていることと薪ストーブの効用だと思う。薪ストーブは閉店の5時頃に燃やすのを止めるが、その後深夜までおきと灰の熱が保たれている。燃焼中も暖気が全室に回るようにしているのでその余熱が朝まで残っているようだ。寒冷地で、特に冷え性のかみさん共々生活できるのはこの家とストーブのおかげである。
実際私は気温に対する順応性が高いので、そう寒く感じていない。今朝の気温でも温度計を見て初めてああ寒いのだと気付いた程度である。それと何かと動いていること、じょんの散歩に始まって、日課の雪かきが最高の運動になっているようだ。ウオームビズも自然と出来ており、タイツや長袖のシャツ、二重靴下など室内でも常用している。外に出るときは嗚呼山道具で紹介したような完全装備があるので問題ない。
 ちなみに経験した最も寒いのは11月末の富士山で-20度、おまけに風速が20~30mで体感温度は-40度ぐらいか。強いはずの顔の表面が凍傷にやられるような状態で、風向が一定なので顔の半分が黒ずんでいたのを思い出す。以前にお話しした屏風岩のビバークは温度計が無かったので解らないが、風が無かったので生きていられたのかもしれない。一晩耐えなければならないので辛さはこちらが断然であった。
  昼間は気温が上がり、日当たりの良いところは地面も見え始めた。生活部分を雪かきして車が出るようにする。久々にお出かけして気分を晴らす。

今日のじょん:じょんは持参物のゴジラが大好きである。ゴジラの口から内蔵物を引っ張りだすのでだんだんゴジラが痩せてきた。ぺっちゃんこになったらどうするんだろう、新しいのを買ってやればそれでいいのだろうか。今日も引っ張りだしてその糸くずがよだれのようにぶら下がっている。情けないやら。Img_1985_2

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雪かき 1/15

2009-01-15 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.15(木)雪

 昨日は雪の中休みで車庫まで雪をかいて車が出せるようになった。駐車場は日光に当たり黒いバラスが現れるまでになった。ところがだ、朝起きると元の木阿弥、また全面真っ白となっている。20cm弱の積雪か。なんかもう雪にも飽きてきて、憂鬱な気分になる。まだ5日間降り続いただけだ。北国の冬はいかばかりかと思う。秋田、青森、岩手の東北三県が自殺率全国上位というのも、この冬の気候に関係があるのかも知れない。日の出た昨日はあんなに気分が良かったのに、灰色の空から限りなく降ってくる雪には気が沈まないでおられない。
 てなこと言ってられないので、冬山完全装備に着替えて雪かきを始める。とりあえずじょんのび坂と駐車場は確保しなければならない。この5日間スノウダンプで何百往復しただろう、ただひたすらに雪を積んでは谷に捨てる。やがて身体が暖まり、スカーフを取りヤッケを脱ぎ、オーバーズボンを脱ぎ、オーバーミトンをはずし、それでも汗ばむので休み休み行う。昼前になってやっと駐車場部分の除雪が終わる。Img_1976_3

じょんのび坂と駐車場だけは除雪が義務。


午後には車庫や自家用車通路、家の玄関周りなど生活の場を除雪しようと思ったのだがなんかやる気が無くてストーブにあたりながら雪を眺め、お茶をして優雅に過ごす。仕事のない吉右衛門も来じょんし四方山話に花が咲く。うーむ本来は上林の冬はこういう生活をしなければならないのだ。そのためには蟻のように夏の間にしっかり働いて稼いでおかなければいけない。今夏さぼっていたわけではないが、初めての生活で準備しなければいけないことが多すぎて、冬の蓄えまで出来なかったと言うところである。
 パン屋さんが来たので各地の雪の様子を聞くが、美山町が相当だということだ。鶴ヶ岡のあたり強烈らしい。加悦もここ以上やでと言われて京都府といえども上には上があるものだと思う。上林に籠もっているとなにかここだけが降り積もっているような被害妄想的な錯覚に襲われる。明日の定休日は車が出られるよう除雪して、世間の様子でも見に行くか。Img_1977

駐車場以外はえらいことになっている。


今日のじょん:朝の散歩は大喜びなんだが、レインコートを着せようとすると小屋にすっこんでしまう。これを着たら散歩に行けると知っているはずなのに、嫌みたいだ。根比べしてやろうとコートを置いて黙って待っていたら、結局何分たっても出てこない。根負けして無理に着せるといつものように固まるが、外に出ると元気にはしゃぎまわっている。

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ありが太陽 1/14

2009-01-15 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.14(水)晴れ

 素晴らしい朝が来た、気温は0度、夕べは雪は降っていない。いつもどおりじょんを連れて府道沿いの散歩に行く。通勤時間帯なので上り下りとも車の往来が続く。雪はすっかりかかれて黒い路面になっているのだが、完璧に凍ってスケートリンクの様になっている。みんなスタッドレスを履いているんだろうが、結構なスピードだ。私はあのような走りは出来ない。中にメールしながら走っている女性がいた。呆れかえるばかりだ。大体スタッドレスタイヤを過信しすぎじゃないだろうか。CMなんかでアイスバーンを超スピードで走ってるのもあるが、あれって罪じゃねえか。もちろんプロのドライバーが運転しているのだろうけど、スタッドレスさえ履けば誰でも出来るのかと思わせるんじゃないか。
 確かにスタッドレスタイヤの効果は素晴らしい。初めて使ったのは20年近く前だろう、その当時はまだ一般的でなくてほとんどがチエンを使っている時代であった。そうそうスノウスパイクなんてのもあったが、粉塵公害だなんて言われていたこともあった。福井県に蟹食いに行く予定をしていたら、大雪の予報となり、スタッドレスをはめている人に車ごと借りて行ったものだ。高野あたりから雪景色となり、大原では真っ白、途中越の難所では多くの車が立ち往生している。5人が乗って重かったせいもあるが我らの車はスイスイで60Kmの速度で福井に向かった。いやあこの時のスタッドレスタイヤに対する思いは感動ものであった。
 それでもスタッドレスが万能な訳ではない。雪道、凍り道は決して横着な運転をしてはならない。
 さておき今日は久々の好天なのだ。太陽の光がこれほど嬉しいものだとは思わなかった。特に朝の光景は素晴らしく、カメラを持ち出すが、目で見ているほどの感動が写真に表せないのはいつものことである。Img_1973

いつもの三重山、電線のつららが印象的。Img_1967

奥上林方面の山がまるで信州の山みたいだ。Img_1969

山の上部が朝日に輝く様子は好きな光景


今日のじょん:朝の散歩の時、雪上の足跡をひとつひとつ臭ぐので散歩にならない。歩道をふらふらと歩いており、各家に立ち寄っている。歩幅も小さく、深い雪のところも足跡だけで身が軽そうだ。家に帰り足跡を点検する。隣の柚子の木のところから谷を越えてじょんのび坂へ、これはいつものルートである。犯人は以前に紹介した猫である。大きな茶色の猫で緑の首輪をしているのだが、どこの猫か解らない。ひょっとすると迷い猫かも知れない。

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雪降り積む 1/13

2009-01-14 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1/13(火)雪

 もう終わりかなと思った雪が一日中降り続いた。朝の気温は0度で雪の質も乾いてさらさらだ。先日の50cmの雪が少し解けて30cmぐらいになった上に10cmぐらい積もっている。府道は何度も除雪車が入りしっかり除雪されているが降雪が続くためにべしゃべしゃのみぞれ雪になっている。実はこの雪が一番滑りやすいのだ。知ってか知らずかドライバー達はいつもどおりのスピードで金魚の糞のようにくっついて走っている。マナー違反というより犯罪だ。府道1号線を走るドライバーの運転技術は疑問を感じる。私にはなぜあのようにリスクの多い走りをするのか理解できない。
 雪は今後も断続的に降り、明日の午前中は晴れ間が出るがその後はまた冬型になり、まとまった雪となるというのが今日の予報である。昨年12月には暖冬となるでしょうという長期予報はもう見る影もない。
 以前にも書いたことがあるが、TVの全国版の天気予報では日本海側は金沢の次は松江で、綾部は一体どこを参考にすればよいのか。京都府版の天気予報も舞鶴、福知山、宮津、美山、南丹、、、、、あれれ、綾部市って無いのよね。かつては京都府で一番広い面積の綾部市じゃないの。もう一つ「舞鶴市、綾部市に強風波浪注意報」なんてよくあるのだけど、綾部市のどこに波浪が出るのか、由良川が波打つとでも言うのかい。
 東京で10cmも降れば上を下への大騒ぎになるが、今回の大雪報道で秋田市17cmってあきれ返るよね、そんなのめじゃねえ。
この大雪でも喜んでいるやつがいる。そうそう、じょん君デスネ。たっぷり見て頂戴。
Img_1955

Img_1961 Img_1962                  

今日のじょん:いつもどおり雪の中で泳いでいるワン。

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薪割りの極意 1/12

2009-01-13 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.12(月)雪、曇り

 今日も先日と同様の気圧配置だが、朝の内少し降っただけで雪は降らなかった。
駐車場も雪をかいたところは黒いバラスが見えてきてお客さまの往来には問題ない。こんな気候だからお客さまもないだろうとのんびりしていたら、中京郵便局の先輩が家族で来じょん、嫁さんが上林の出身で里帰りの際に寄ってくれたとのこと。今年もOB会があるので、是非出席しようと思っている。
その後もドライブの方や温泉行きの方が来じょんされ、意外と忙しい日となった。しかしよくぞこの降雪の前に薪割りをしておいたと思う。なにせ今年の薪は全然準備が出来なくて、その日暮らしの状態なのだ。薪を買うところも色々紹介してくれるが、なんとか自前で調達したいと頑張っている。
 さて薪割りだが、これも油圧や動力をつかった薪割り機をいろいろ紹介してくれる。これは絶対に買わない。この世の中に薪割りほど楽しく、スカッとする作業は無いからだ。子供の頃おやじが薪割りをしていたのは憶えているが、自分がやった憶えはない。初めて斧を持ったのは2年半前、自転車旅の萌叡生活塾宿泊の際である。ここの宿泊には勤労奉仕が義務となっている。いろいろ選べるが、初日は薪割り、二日目は土木仕事をした。Img_0156

萌叡生活塾に貯められた薪

この時チエンソーも斧も初めて使ったのだが、塾長はチョチョイと教えてどこか行ってしまった。要するに自分で考えてやれということである。私はこういうのが好きで、ともすると何をやるにもハウツー本を読みあさったり、なんとか講習会に通ったり、ついには検定試験まで受けたりしてやっと始めるのは嫌いである。さっさとやって失敗して、工夫してやるのが一番性に合っている。
 その時の薪は強烈なものであった。よく乾燥している広葉樹であったり、古い家の廃材であったり、一発で割れるものはひとつとしてなかった。楔も無かったからとにかく斧一丁で割終えたときは、結構自信もついていた。さて我が家の薪割りだが、とりあえずは枯れた栗の大木である。太い部分は40cmを超える。ちぃと見は困難なものなのだが、木の筋というか目というか縦に素直に入っていて、上手く刃を入れれば一発で割れる。斧は刃が厚くてすこぶる重いものを使っている。ものの本には根元側から割ればいいとか、木目の中心にとかいろいろ書いてあるが、あまり関係ない。要は斧の柄を打たないことと刃が斜めに入って腕をねじらないことぐらいか。これは集中力の問題である。妙に気が散るときはうまく行かない。大物をやるときは、さくらちゃんカットといってオーバースイングで振り下ろす方法をやっている。これは重力プラス遠心力で威力がある。

Img_1888
15分ぐらいでこれくらいはやっつけられる。


問題は節のある木だ。節の部分は絶対に割れない。周りをそぐように切り落としてゆく。Img_1889 Img_1890

 思い切り振り下ろしても割り切れない。

 

Img_1891Img_1892

根元側からやってもこのとおり。
遂に楔の出番となる。


教訓、節の部分は玉切りの際チエンソーでバラバラにする方が手っ取り早い。

今日のじょん:最近マーブルとのプロレスごっこで勝てなくなった。じょんが弱くなったと言うよりマーブルが強くなったようだ。体重差が5Kgあるので、仕方がないといえばいい訳になる。持久力ならいけるかなと思い、延々とやらすと両者凄い剣幕になってきて、止めさせないと血を見そうになってくる。本人達は単なる遊びなのかも知れないが、、、、、。

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雪起こし 1/11

2009-01-12 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.11(日)晴れ

 えらい雪起こしが鳴ったのは夕べだったろうか、いやその前土曜日の未明であった。子供の頃よく雪起こしを聞いたが、遠くでドーンという感じで、今回のはまるで夏の雷と同じような鳴り方であった。そしてそのとおりに大雪が降った。ざっと50cmというところか。覚悟はしていたものの、こんなに早く大雪を体験するとは思わなかった。「雪は嫌やなあ、雪はかなんなあ、上林も雪さえなければなあ」なーんて毛嫌いしていたかみさんも開き直って「もっと降れ」などと言っている。おいおい、誰が雪かきすんねん。
 さて、雪大好きのじょん君もさすがに今朝の雪には尻込みしているようで、すぐには飛び出さなかったけど、出てしまえばいつもどおり飛び回っている。いや今日は飛び回ると言うより、泳いでいるという感じだ。Img_1929 Img_1931




  じょんの散歩はともかくありとあらゆるものが雪に埋まってしまったので、まず樹木達の救出が必要である。最初に気付いたのは、じょんのびの木の西北側に張り出した大きな枝が折れていることだ。横に伸びきっている枝だけに雪の重さに耐えられなかったのだろう。南東面の大きな枝の対であっただけに、この枝が折れたのは悲しい。折れた枝の後始末も結構大変そうだ。表にまわると、Img_1940村上さんに貰ったコニファーが大ピンチである。ひょっとしたら折れてるかもと思いつつ雪を払う。なんとか無事だったが、幹はひん曲がっている。カナメも一本一本救出する。背の低いサツキや沈丁花は大丈夫だ。背の高い白樺は支柱をしていたおかげで助かったが、芝生広場のシラカシだけは危機一髪だ。今にも折れそうな枝を竹竿でつつくと雪崩のように雪が落ちてくる。じょんはこの音にびっくりして家に入ってしまった。Img_1936

雪に埋まったじょんのびガーデン。


 朝食を済ますと店はそっちのけで雪かきだ。どうせこんな日にゃあお客さまは無いだろう。じょんのび坂は夕べから水を流しているが、この大雪では完全に解かすことが出来ない。ダンプで雪を運んで30分もすれば坂は通行可能となった。これも鋪装と融雪装置のおかげだ、大工事だったがよくぞやっておいたと我ながら感心する。Img_1942 Img_1944
左:融雪装置もここまで。
右:シラカシは助けたが、この駐車場の雪かきは大変


 坂は通行できても、広大な駐車場は大変だ。終日雪かきに明け暮れて、ガーレージの手前5mで日没サスペンデッド。この間常連さんを含めて数組のお客さまがあり、誠にありがたいことと感謝している。

今日のじょん:じょんねた有りでお休み。

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本格的降雪 1/10

2009-01-10 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.10(土)雪

 昨晩の天気予報では未明までに50cm程度の積雪と言っていたが、起きてみるとべちゃべちゃの雪で5cm程度、たいしたことはないとじょんの散歩を済まし朝食を摂る。ところが昼頃からどんどん降り始め、気温もぐっと下がってきた。いやーやるやるとは聞いていたが、こりゃ本格的な雪だ。2時頃にはホワイトアウトの世界になってきた。確か暖冬の長期予報が出ていたが、もう3度目の降雪、しかも大雪となりそうで、月山を思わせる上林となってきた。
この雪で嗚呼 山道具「衣類編」の補遺が出てきた。
(9)オーバーミトン
この辺の雪は湿気が多いのであっという間に手袋が濡れてしまう。そんな時に活躍するのがオーバーミトン、細引きが付いているのが便利である。しかしオーバーミトンを日常生活に使うとは思っても見なかった。Img_1900

大根抜くにも完全装備、ぶら下がってるのがオーバーミトン。

(8)の象の足、使っていないと書いていたが、かみさんに見せたら「こりゃええわ、はよゆうていな」てんで気に入って履いている。こりゃあ確かに暖かい。Img_1901

その後も雪は降り続き、5時現在25cm程度か、もうゴム長では沈んでしまいブーツを取り出す。じょんの散歩は一家で出かける。二人ともヤッケにオーバーズボンと冬山装備である。じょんはレインコートだけだが、もう大はしゃぎ、半分埋まりながら走り回っている。Img_1907 Img_1918 Img_1925                                          

じょんのび坂には昼頃から水を流しているが、雪が多くて追いつかない。明日のことを考え雪かきを始める。小一時間で坂の部分はかき終えたが、駐車場はどうしよう。あしたまにあーなで、明朝考えよう。

今日のじょん:雪の運動は相当疲れるみたいで、すぐに寝ている。あしたも楽しみだ。くるみちゃんにも遊ばせてあげたい。

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えべっさん 1/9

2009-01-10 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.9(曇り)

 週末からの大雪が伝えられているが、妙に暖かい。雪ごもりに備えてじょんのシャンプーと薪割りを済ませておく。午後は商売繁盛を願ってえべっさんにお参りに行く。ついにじょんのびの経営も神頼みになったか。綾部のえべっさんについては聞いてはいたが、恵比寿神社というのは心当たりがない。お客さんに聞いても様々で、一体どこにあるのか確証がない。綾部新聞の広告で熊野新宮社の中にあることが解った。道理で恵比寿神社が無いわけだ。Img_1893 Img_1894
宵恵比寿の今日は宝船の巡航があり、福引きや甘酒の振る舞いなどがあり、「商売繁盛で笹もってこい」の囃子とともに賑わっていた。ここは一番賽銭を張り込んで商売繁盛を祈願する。笹の縁起物を買おうとするが、結構な値段でビビってしまう。どうも商売繁盛しているのはここの出店だけらしい。やむなく一番リーズナブルな物を買い、店内に飾る。Img_1899_2
福を頂いた帰りにアスパでロト6を購入、さてえべっさんの効力や如何に、、、、。


嗚呼 山道具「登攀具編」
(6)ハーネス
一世を風靡したトロール社製のハーネスは山仕事に恰好である。鉈や鋸などを装着するにもいいし、足場の悪いところで身体を支えるのにも覿面の効果がある。
(7)スリング
カラビナと合わせて様々な方面で活躍している。
(8)制動環
山仕事で木を倒すのにロープと合わせて効果がありそうだが、まだ使ったことはない。
(9)アブミ、ビレイシート
枝打ちなどに有効と思われるが、まだ使ったことはない。
(10)アイスハンマー、アイスピトン
今のところ用途が無いのだが、ピトンはドッグランの塀なんかに用途がありそうだ。
(11)ピッケル
防犯用、装飾に使える。ウィリッシュのピッケルでいずれじょんのび逸品集で紹介したい。
(12)輪かん
今年は雪が多そうで、出番があるかも知れない。
(13)二重靴
冬山用に取ってあるのだが、日常に使うようになれば大変だ。
Img_1884 左からアイゼンバンド、制動環、ハーネス、アブミ、スリング、カラビナ、輪かん、確保用手袋(ケブラー繊維)、ビレイシート、アイスピトン、アイスハンマーなど


今日のじょん:体重を測ったら18.0Kg、いよいよこの辺で成長が止まったかなと思われる。微妙なところで寸止めしてくれるのでありがたい。近所の人は「よう肥えて」といってくれる。かみさんは「肥えてんのと違う、筋肉なんや」と言っているが、田舎では「よう肥えて」は子供なんかに対する褒め言葉なのである。




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嗚呼 山道具(2) 1/8

2009-01-09 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.8(木)晴れ

 今年初の氷点下となった。7時現在-1度だ。久々の霜柱を踏んでの散歩となり、道も田んぼも凍てついている。外の水道は凍りつき、屋根からの残雪もカチンカチンとなっている。まだまだ寒い日が来るだろうが、救いといえば風がないことだ。東京にいたとき、冬は気温は高くても連日強い風が吹き今よりもずっと寒さを感じた。京都の底冷えなんていうが、風さえなければたいしたことはない。
 つかの間の晴のようなので、芝の土入れをする。在庫が3袋しかなかったので、全然足りない、申し訳程度に撒いて、再度購入することとする。雑草が目立たなくなったとはいえ、よく見るとしつこく頑張っている。まめに抜いていたら午前中がつぶれてしまった。午後はお客さまがつづいて、薪割りが出来ず、玉切りを5,6個しただけである。さて、山道具の続きを御紹介しよう。Img_1882_2
「登攀具編」
(1)ザイル
12mm×40mのナイロン網ザイルである。相当古いので登攀には怖くて使えない。切って色々使っている。まず、ベランダの仕切り用、そしてまだ未完成だが門柱の間のロープとして使う予定。20m程は山仕事に使う予定であるが、網ザイルのため伸び縮みするのが難点である。
(2)カラビナ
これほど用途の多いものはない。ホームセンターでも売ってるが、こちとらジュラルミンの何トンにも耐えられる本格カラビナ、カシンとかボナッティとかの一流品である。上記仕切り用のロープの端にはもちろん使ってるが、一番効果があるのは、じょんの散歩用のリードの端にスリングとともにつけているもの。Img_1885 テープスリングは中大型犬Img_1879など引っ張られた際に手首に固定できて最高、カラビナは何かに繋ぐときに簡単にかけられて便利である。マーブルにもセットでプレゼントした。犬を繋ぐにもスリングとカラビナのセットは有効である。今のところ庭に残っている大きな切り株にセットしているが、将来は桐の木に繋ぐようにしたい。
 物を干すときにも威力を発揮する。大根干し、ゆべし干しにも活躍している。そして山仕事では伐採に運搬に活躍しそうだ。
(3)ハンマー
金槌では軽すぎる、ハンマーでは重すぎるというとき、例えば鍬の楔を打つときなど、活躍するのがロックハンマーである。その他コンクリートの板はがしなどにはもってこいである。細引きが付いていて身体に固定できるのも便利なことがある。Img_1883

中央の青いのがロックハンマー

(4)アイゼンバンドImg_1880
これは従前から車の荷物固定に使っていた。今は軽トラに常備して荷物の固定に使っている。簡単に締まって強度も充分なので便利である。似たような物が市販されているが、たいそうなもので、これほどシンプルなものはない。
(5)ボルト

門柱のロープ掛けに使った。木に打ち込むのは本来の目的ではないので、石にImg_1881
打ち込む使い方を考えている。今年作製予定のペーパーログ作製器に使う予定だ。 つづく


 
今日のじょん:猫はひげを切られると腰が抜けるとかいうけど犬は関係ないらしい。最初に言った動物病院の先生が、「ひげは切った方がかわいいでしょ」って切ってしまった。それ以来伸びるたびに切っている。かみさんが苦闘しているが結構大変らしい。嫌がる上にはさみが危ないから、工作用のはさみを使っている。ひげが伸びるとカールおじさんみたいで嫌だと言っている。ときたまお客さまが「いやーこの犬ひげがない」なーんて気付いているが、なかなか注意力があるなーと感心する。



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嗚呼 山道具(1) 1/7

2009-01-08 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.7(水)曇り

 今日はじょんのびディである。なんだじょんのびディって。カフェじょんのびがお客さまへの感謝の気持ちをこめてゆっくりしていただこうと、なななんと、ケーキセットを500円で提供しているのだ。昨年の10月から始めたが、この日にケーキセットを目的に来じょんされるお客さまは少なく、たまたま来られた方が、こちらのすすめで食していただいているような状況である。当初女性のお客さまが多かったが、徐々に男性のお客さまが増え、年末年始の女性がのんびりしにくい時期には男性ばかりの日が多かった。さすがにケーキセットを注文される男の人は少なく、コーヒーが中心であった。お正月が一段落した今日は女性のお客さまがじょんのびされるケースが多く、ケーキセットをリーズナブルにしている甲斐があったというものだ。是非第一水曜日はカフェじょんのびでじょんのびしていただきたい。
 年賀状も一段落して、ぱらぱらとしか来なくなった。ところが毎年きちんと頂いている方から届かないと気になるものである。大変親しくしていた方から来なくなったケースもある。気にすることも無いのかも知れないが、来年どうしようかと考えてしまう。自転車旅で何十年振りかという友達に沢山会ってきた、最長は37年振りである。それらの友達をその間繋いでいたのはやはり年賀状である。虚礼廃止なんていわれて止めてしまうケースもよくあるが、年賀状は年賀状で意味があるのではないか。
 そのなかで大変面白い年賀状があった。Fe工房の村上氏からのもので、仕事のペンキ塗りに昔の登攀用具を駆使している写真の年賀状である。山仲間であった私だけに作ったものか、みんなに出しているのか解らないが、興味深く面白い年賀状であった。それはなにより、使わなくなった山道具が田舎暮らしで蘇っているという共感である。私が本格的な山登り、特に登攀をしなくなって20数年たつ、その間何の役にも立たない山道具をよくぞ保管していたものだと思う。いつかまた山に登るかも、、、という気持があったのかも知れない。
 山に登らなくても上林では見事に蘇って、重宝している。御紹介していきたい。
「衣類編」Img_1887_2
(1)毛の靴下 
上林の冬にはもってこいである。純毛なので暖かい。
(2)毛の手袋
上林の厳冬期は軍手では間に合わない。登攀用に買っていたので在庫豊富。
(3)羽毛服
朝夕のじょんの散歩、夜のゴミ出しなどこれがあれば怖くない。さすがに羽毛服を再度使うことになるとは思わなかった。 モンクレー社の最高級品である。
(4)オーバーズボン
用意はしているがまだ使用していない。山の作業にもいいかもしれない。
(5)毛の帽子
常時使用している。特に丸刈りをして頭が冷えるので必要、目出帽もあるが今のところここまで必要ない。
(6)スパッツ
山仕事では必需品。
(7)らくだのシャツ
山仕事用にしているが、暑すぎるかな。
(8)象の足(写真左下の足に履くオーバーソックス)
室内でのウオームビズに最適だが、まだ使っていない。   つづく

今日のじょん:今日はマーブルとの対戦に負けたそうだ。あのプロレスごっこに勝ち負けがあるのかどうか解らないのだが、じょんが苦戦の時は土間に逃げていくので、今日は始終土間での勝負だったそうだ。負けたときは帰り道も帰ってからもしょんぼりしているみたいだ。

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雪解け  1/6

2009-01-07 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.6(火)雨、曇り

 店開けたと思ったらすぐ定休日である。雨が降っているのでじょんのオシッコ、うんPだけ済ませて朝寝する。朝寝がこんな気持ちいいものかと感心する。朝から雨が降っており、完全に雪が溶けそうだ。昼前になって雨が上がってからじょんと散歩に行く。雪が溶けると散歩道に犬のうんPが現れてくる。これでもかというほど出てくるので頭に来る。田舎では田んぼ、畑、山、川、農道、 空き地など犬の散歩フィールドがごまんとあるので、うんPの始末をしない人、あるいは放し飼いもあるようだ。放し飼いといっても四六時中放しているわけでなく、一定の時間を放しているわけだが、これも問題ありそうである。
 府道一号線の交通マナーの悪さと同様で、マナーが悪くてもそれで何とかなっているというのが、都会と田舎の違いである。しかし一旦事故が起これば重大な責任となるのと同じで、その犬が人を襲ったりした日には犬も飼い主も重い責任を負わなくてはならない。そしてうんPの問題である。農道に落ちているうんPなど問題じゃないという人もあるかも知れないが、犬を飼ってない人やその地主さんになど、腹立たしいことだと思う。
 実は夕べも我が家のセンサーライトが三度ばかり点灯し、猫かイタチかなあと思っていたのだが、朝になって大きな犬の糞を発見、別の場所からも雪解けと同時に糞が出てきた。Img_1873 Img_1874                     

夕べの侵入犬のうんPと雪解けで出てきたうんP


じょんの名誉のためにじょんのうんPもお見せしよう。明らかに色が違っているので解る。Img_1876       




 雪解けの話がとんでもないところにいってしまったが、今回の雪で納得できたことは、縄文文化が北の国で花開いた理由である。この件に関しては昨年の9月22日の記事で、三内丸山遺跡のことを書いているが、将に狩猟文化の発展には積雪が必要であることが身をもって体験できた。雪の上に出来る足跡が、その動物の種類や獣道、巣穴などあるいは行動の一部始終を教えてくれるということである。朝一番に散歩すると、犬についてはどこの誰がどの散歩コースを歩いているか、帰省の誰かがどのような犬を連れてきているか、ここでオシッコしているか、ここで折り返しているかなどなど行動のすべてが足跡に残る。飼い主が散歩している場合は、横に長靴の跡が残るし、放たれているものはそれがないのでよく解る。
 動物について言えば、例えば猪は毎晩出没している。通り道も決まっており、多くの人が言っている様に北側の山から出てきて府道を越えて田畑を荒らしているのではなく、南の山から上林川を渡って来ているようだ。彼らは橋を渡るのではなく川を徒渉して来ている。鹿の足跡はあまり見ないが、川向かいの田んぼには糞が落ちていて、出没しているようだ。それ以外の小動物の足跡もあり、キツネ、イタチあるいはヌートリアなどかも知れない。足跡を辿れば巣穴に行き着くことも可能なようだ。このように積雪というのが狩猟には必要なのがよく解る。そして耕作が始まる弥生文化となると温暖な西日本に舞台が移ってくるわけだ。

今日のじょん:犬が雪を好きなのはよく解ったが、雪が溶けても、屋根からの雪が山となって残っているところに毎日登ってご機嫌である。ぽんぽこぽんをしても、必ずこの山に登ってから帰ってくる。Img_1878

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年賀状 1/5

2009-01-06 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.5(月)曇り

 新年初仕事、屋根からの雪はどけんならんは、周囲の掃除はせんならんはで結構大変。どうせヒマだろうと鷹をくくっていたらお得意様の来じょんが続き、あっという間に一日が過ぎた。お客さまは本当にありがたいものである。
 残念ながら成章高校は0-3で負けてしまった。ノートライでの惜敗なので選手は悔しいだろう。最近のスポーツ選手は簡単に泣いているので情けない感じがしていたのだが、こんな時は泣いてもいいぞと思っているのだが、果たして成章の選手達は泣いているだろうか。
 今年の年賀状だが、今日で出した枚数の9割近くが届いた。ここ数年の傾向なのだが、元旦に2割程度、その後少しずつ届いて7日ぐらいですべてが届くようだ。かつては元旦にほとんどが届いて、ごく一部がその後に届く状況だったのだが、、、。
受け取る側としては元旦にすべてを受け取るのが一番いいし、大体正月気分が終わってから年賀状を受け取ってもしらけるばかりだ。
 となると遅れてくる責任は一体誰にあるのか?郵便局は「何日までに投函すれば元日に配達します。」と言っている、今年の例だと12月25日だ。その約束は果たして守られているのだろうか。年賀状には消印が無いので確かめようがない。一人ひとりに「何時出しましたか」と聞くしかその手だてはないのだ。私は郵便局を信用していないので、その約束が守られていないのだと思っている。なぜ信用していないのか。本日現在年賀状の誤配が4通、転送届けをしているにもかかわらず転送させなかった年賀状が6通計10通の事故が起きている。いずれも単純なミスで起きうることなのだが、個人のプライバシーの観点からいうと非情に重大なことである。他人の郵便物を覗いたり覗かれたりということになるのだから大変なことである。
 さてこの年賀状、すべてが届くのは何時になるのだろう。

今日のじょん:じょん語録(33)かたまりじょん
 じょん語録は一応エクセルに登録して管理(ちょっと大層だ)しているのだが、この言葉がまだ未発表とは思えない。ひょっとしたら以前に発表しているかも知れない。
最初の固まりはハーネスを着けたときだ。 Img_0618
Img_0621
ハーネスを着けたら固まってしまった、それならばと首輪を着けたら腰を抜かしてしまった。(7.10)

その次の大きな固まりはレインコートを着せたときか。Img_1465 ぴくりともしない。(11.7)

雨降ってじょん固まる。

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正月のスポーツ 1/4

2009-01-05 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.4(日)曇り

 応援の甲斐があって明治は箱根駅伝で8位となった。10位までがシードとなるのでどの学校もここに目標を置いている。実に43年ぶりということで、まだ私が明大に入学する以前のことである。野球やラグビーなど華やかなクラブに隠れて陸上部なんて存在さえ知らなかった。復活には並々ならぬ苦労があったと思うが、これで来年の正月も楽しみが出来た。もう一つ高校ラグビーの京都成章高校が4強となって頑張っている。5日に準決勝があるので楽しみなんだが、テレビ放送が無くて、深夜になってやっとあるみたいだ。それって意味ねえじゃないか。結果のわかってるスポーツ放送ってコーヒーの入ってないクリープみたいなもんだ。
 そういえば立命館がライスボールで日本一になっている。凄い快挙だ。冬のスポーツで京都の目立つこのお正月は、ラグビーで同志社が大学選手権を取り、伏見工業が初優勝したあの年を思い出す。決勝で明治が負けたのは残念だったが、伏工の優勝には感激したものだった。
 正月と言えばマラソン大会に出場したり、冬山に行ったりして自らがスポーツをしていたのだが、この歳になると、こたつでいっぱいやりながら観戦するのが良くなってきた。そうも言ってられないので、今日は福知山東ゴルフの初夢杯に参加してきた。Img_1836

上林のむかご、ビールにぴったし。


今日のじょん:じょん語録(32)じょん様
 じょん君もたくさんの年賀状を頂いて恐縮している。手書きの年賀はじょん君宛となってるが、パソコンで印刷のものはじょん様となっている。ヨン様みたいで面白い。

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旅にしあれば 1/3 

2009-01-03 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.3(土)曇り

 連日の雪がやっと止んだ。年末に買った柘植の苗木を植えられそうだ。先日吹雪の中を歩いているときにかみさんが「月山のようやなあ」と言ったので月山を訪れたときのことを思い出す。かみさんは月山には行ってないのできっと小説月山の情景を言ったのだろう。私が月山に登ったのは2006年9月5日のことである。吹雪ではなくて嵐だったが、何しろ自転車の装束で登っているので寒いことはこの上なかった。残雪があり、雪深さを思わせる。ガスの中の彷徨はいかにも精霊の山月山を思わせ、小説月山の風景と相まって思い出深い登山であった。当日のブログを読み返してみると、これが私が書いたのだろうかという名文である。(2006.9.5)Img_0498

月山、ガスの中の道

 旅というものはそれほどに人をピュアにさせるものだろうか。日常の中で旅の時ほど感動的になることはないし、それを表す文も書けない。その後、奥の細道の街道を辿り芭蕉が取り憑いたかと思うほど沢山の俳句を詠んだ。それは旅の終わりまで続き、定住すると同時に出来なくなってしまった。
 「定住という名の旅」(2008.9.19)という一文を書いたが、やはり旅にはかなわない。芭蕉だって旅をすることによって多くの句が生まれたのではないか。往時の旅が現在とは比べものにならないほど苦難に満ち、生命の危険さえ充分にあったにもかかわらず、「そぞろ神の物につきて心くるはせ、道祖神のまねきにあひて取もの手につかず」旅に出たのではないか。Img_0578


温海山や吹浦かけて夕涼 はせを

正月と言えば箱根駅伝だそうだが、かつて見たことが無かったのだ。興味もなければ面白くもないからだ。ところが今年は昨日の往路に続き、復路もスタートからテレビにかじりついている。昨日の箱根山登りの接戦など興奮ものであった。なぜ、箱根駅伝を見るか?それは自転車旅で同じ道を走ったからと、母校明治が久々に大健闘しているためだ。ラグビーが大学選手権に出られなかっただけにこれは大金星になりそうだ。
 自転車旅では保土ヶ谷から藤沢、湘南海岸、箱根湯本となつかしい道である。箱根の山は旧街道を登ったので駅伝とは違う道だが、車やバスでは何度も旅行している道だ。ガンバレ明治、ガンバレ選手達。

今日のじょん:じょん語録(31)お立ち台じょん
Img_0595 食事は台に食器を乗せて食べさせるとよいなんて書いてあったので、端材を置いたら、飛び乗ってしまった。(2008.7.7)
今では大きくなって乗ることは無いが、当時は笑ってしまった。

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いつまで降んねん 1/2

2009-01-03 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.2(金)雪

 年末からの雪が今日も降り続く、気温が高いので積もって行くことはなく、10cmぐらいで落ち着いている。自転車旅行で訪れた鹿角や二本松から年賀状が届く、「冬の仕事は雪かきですよ」と言っておられたゆきの小舎のご主人の言葉を思い出す。Img_0746_2

ゆきの小舎は数mの雪の小舎になってるだろう。

夏場にはとても素敵な森の小道も数メートルという雪が降れば大変だそうだ。県道から500mぐらいはあったのではないか。一日でもさぼるともう手が付けられなくなるそうだ。そんなことを思えば、上林の雪なんてめじゃねえ。Img_1851

重たい雪が降り続いている。

 じょんのび坂の雪もかけば10分ぐらいで済むだろうが、せっかく作った融雪装置の効果を試してみたいので、実験的に水を流してみる。積雪10cmぐらいだが3時間余りで溶かすことが出来、大正解。ただ強烈な寒波が来て、この水が凍ったらどうなるんだろうかと少し不安になる。地下水でないので、流れている部分はともかく、外周部は凍りつくのではないだろうか。まあ、その時はその時で思案しよう。
 呑んでばかりいては身体がなまるので、薪割りを始める。三ツ井造園さんに貰った薪の中に直径が30cm余りのが数本ある。良く乾いていて割れにくそうだが、集中力を高めて振り下ろすと、見事に割れる。何が気持ちいいかってこれほど気持ちのいいことはない。3っつある薪割りの内、一番重くて刃の厚いものを使っている。刃の薄いものは薪を切るという感じで、テクニカルな感じなのだが、分厚いのはいわゆる薪割りで気持ちいい。Img_6291

右が薄刃、真ん中が厚刃

 ところが、作業が乗ってくるとみぞれ混じりの雪が降ってくる。その都度看板書きなど中の作業に変える。するとまた晴れてくる、これを数回繰り返しすっかり飽きてしまった。こんな調子の雪がもう3日間、いつまで降んねんと東北のことも忘れて怒っている。そうこうしているうちに夕方になり、じょんの散歩をして、一杯呑んで食事して就寝する。「あーあ今日もなんも出来なかった」と悔やむ。昨日じょんのびしようと決めた正月なのに、人間ってどこまで忙しくなっているんだろう。

今日のじょん:最近とみに聞きわけが良くなってきた。日本語がわかるのだろうかと思うほど、よくいうことを聞く。従来から聞きわけが良くて、いたずらや不始末はしない子だったのだが、これは少しずつ大人に変わっているのだろうか。ただ私としては子供らしいところややんちゃなところが残っていて欲しいという気持もままあるのだが、、、、。

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