昨日の朝(7月22日)は 恐ろしくて 体がふるえた。
降り続く雨 雨
庭の池には雨水がすでにあふれていて
「よう降るなぁ 梅雨だものねぇ しょんなかたいね・・・」。
そんな朝、新しいサークルへ入ろうと友人と打ち合わせの電話。
「いろいろの手続きに 今から公民館へいってくるね」
携帯電話を切った途端に 緊急
携帯電話がブルブルと激しく震えて、「? なんだろ??」
画面には
避難準備・高齢者等避難開始
警戒レベル3 高齢者避難準備開始を発令しています。
開設している場所は 「三川・勝立・中央・・・・・・・・・」を11時頃に開設します。(福岡県 市)
公民館や小学校の名前がずらりとならんでいて
(あとで数えてみたら 30数ゖ所もずらりとならんでいて)
「あ、大変だ!!」
近くには有明海に注ぐ大きな諏訪川があるし もし満潮時とかさなっていたら 堤防が切れるかも・・・
今までは 大きな台風からは幸いに難をのがれていたし
まさかこんな知らせを聞くとは・・・どうしょう??
その時 また激しくがふるえた。
「もしもし! Kです。 杏子さんのところはあぶないですから、すぐ避難してください!
国道付近は冠水していて もう通れませんよ!」
いつもはおちついて物事処理に対応、なんでも相談できるK氏のうわずった声に
「ええっ!・・・」 絶句!!
じいやは病院いっているし、一人でどうしていいやら
とにかく避難準備に 「水、水・ 保険証・薬・タオル・ティッシュ・・・ あ~ 長靴はダメだ!・・・
何をどうしてよいやら 普段の心構え無しにただうろうろするばかり。
こんな時にハッと頭をよぎったものは 「あ パソコンが水にダメだ!!」
急いで高いところにうつした。こんなときによくも💻に気がまわったものだ。
後でおもえば 命より大事なものはパソコンだったなんて 笑い話になるかもしれなかったが
その時の心理は計りようがない。
玄関の戸が開いてじいやが帰ってきた。
「あの、大変よ。避難せんなんよ、早く早く」
「うんにゃ、もうよかよ。雨もやんで水はひきはじめとるけんね」笑顔がみえた。
「ほんとね・・・ 今慌てて用意しょったところよ」
「病院にいくときは猛烈な雨で いつもの道は田んぼと道路の区別がわからん位に水があふれとった。
歩くことができんやった。 長靴でもむりだし 高い土地をみつけて避難したけどね・・・
杏子が車で送らんでよかったよ。国道は冠水で車は立ち往生になり 家に戻れんやったかもよ・・・」
恐怖の数時間をじいやは 汗ふきながらゆっくりと 話しはじめました。
実にゆっくりとです。
雨もやみ、空は少し雲がうすくなりはじめて 無事に過ぎてよかった。
「今日は 運がよかったかもしれないね・・・」
あらためて 日頃の心構えを見直さねばならぬ 貴重な一日でした。
今 外にでてみたら 蝉の声がきこえました。蝉も一息いれてこの夏を精一杯生きようと。
畑への道で 蝉の抜け穴数個みつけてパチリ・・・
蝉の抜け殻も・・・
NO・2の アボガドの種から発芽、5ゖ月かかってここまで大きくなりました。
只今の身長は 30cmにもなり とても元気です。
NO・1のアボガド身長は 27cm
葉はおおきいですが・・・室内育ちで、ちょっと元気がない・・・
坊ちゃん育ちですねぇ。
どちらも希望の星、成長がたのしみです。
ただし 実がなるまでは今からざっと20年後だと。
もう ですよねぇ・・・