最近は気が向いたらウオーキングをと別に決めていない。これでいいとおもっているから。
夜明けも早いので涼しいうちにとボチボチあるいた帰り道
近所のT子さんに出会った。朝の6時半ごろ・・・
「今から?」と聞くと「一人だからいつでも自由にできるのよ・・・」
小さな雨粒が落ちてきたが、T子さんはちゃんと折りたたみの傘を手に
しています。ご主人は4年ほど前に亡くなられたが、私の高校生時代の同級生だったので
お互いに夫婦でのお付き合いが長かった。
「あのね・・・ KYさんが・・・」
「え?何?・・・」
難聴の私は、T子さんの小さな声がよく聞こえなくて聞き返した。
「KYさんが亡くなったのよ」
「ええ!なんで? いつ?」と我が耳をうたがった。
KYさんはもう80才はとっくに過ぎてはあったが、毎週自転車にのって市の図書館へでかけていき
子供たちに絵本の読み聞かせを長年務めていられた。
ご主人は、もうひとりでは身の回りのこともおぼつかなくなり、
最近は介護の施設から時々訪問看護をうけてあった。
少し認知症のあるご主人は
奥様の姿が見えないことに気がつかれただろうか・・・入院前に、庭の草取り中のKYさんをみかけて「今日も暑いですねぇ・・・」と声をかけたのが最後になった。
時々顔をあわせるぐらいであまり話をしたことはないが、会えば
やさしい笑顔できちんとご挨拶もされるので、親しみを感じていた。
もう一人、近くにはNSさん、この3人は気が合うらしくて
Gコープの食品移動販売の買い物の時は、買い物後にも3人で
立ち話がはずんでいるようだった。
その楽しみも もう・・・ またひとり・・・さみしくなった。
人の命というものは本当にはかないもの
こうしている私も明日はどうなるかもわからない。
しかし、今日もこうしてまあまあ元気でいられることに
感謝をしよう。
明日は13日 お盆の入り
熊本のお墓参りはいきたいけど どうしょうか・・・