切手シリーズその40。年賀状関連の切手・ハガキの発行について調べてみた。
今年のお年玉付き年賀はがきの印面(金額が書かれているの部分)は『ひつじがセーターを着ている』ものだが、丁度12年前の2003年用年賀はがきでは『ひつじが編み物をしている絵』が使われ、12年かけてセーターを編み上げた、ということが話題になった。
では年賀はがきの印面は幾つあるのか。2003年当時は先程のひつじが50円用、寄付金付きは『正月飾り』と2つだけだった。しかし、例えば2013年用を見ると『富士山と門松』(普通の無地)、『蛇の目傘と寒牡丹』(インクジェット用)、『おせち料理』(インクジェット写真用)、『紅白梅』(絵入り全国版)、『蛇の目』(絵入り地方版)、さらに色どり年賀状が2種、ディズニー年賀が2種と9種類もある。
年賀切手も1988年までは年賀切手1種類だけだったが、1989年に62円の寄付金.クジ付き切手が世界で初めて発行され、2種となった。さらに1990年には年賀切手1種、クジ付き切手が41円と62円になり、さらに1991年には年賀切手が41円と62円、クジ付き切手も同じく2種の計4種類となった。
さらに来年用からは海外年賀状用に国際郵便ハガキとして出せるように不足額の18円の切手も2種類発行され、計6種の切手が発行された。
また、さらに2004年(2005年用)として干支切手が発行されるようになった。これは干支の漢字を10種類集めて小型シートにしたもので毎年12月1日に発行されている。
しかし、お年玉付き年賀はがきは知っていてもまさかクジ付き切手があることや翌年の干支切手がシール切手で発行されている人は少ないと思う。因みにお年玉クジの当選番号はハガキと同じである。
まあ、これだけ日本郵便が頑張っても年賀状は減る一方、やや寂しい気もする。