hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

けものへん

2014-12-17 19:51:39 | 日記

『改めて漢字を知る』シリーズ その7。漢字には偏(へん)と旁(つくり)に分けられるケースが多い。その中で偏はカテゴリーを表すケースが多く、例えば魚偏は寿司屋の湯のみに描かれるほど細かく魚の種類を表す。

今回は『けもの偏』について考える。『けもの偏』は魚偏と違い動物であっても付かないものが意外に多い。例えば十二支に出てくる動物を取ってみても犬を含めても猿と猪の3つしかない。(鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、鳥)

その理由はあくまで推測だが、『けもの偏』はもとは『犬』から来たもののため、家畜にはあまり使われないのではないか。先ほどの3つ以外には獅(しし、ライオン)、狼、狐、狸、猫、獺(かわうそ)、狒々(ひひ)、獏(ばく)、狢(むじな)などが自然に暮らしている動物が主なものである。

もちろん、犬を表す字として狛(こま)、狆(ちん)、狗(いぬ)などもあるが。

一方で獰猛な動物でも虎、豹(ひょう)、象、鼬(いたち)、犀(さい)などには『けもの偏』が付かない。

また、『けもの偏』の漢字はかなり危ない、ずるいなどの表現にはよく使われる。典型が狡猾、獰猛、狼狽などで熟語で『けもの偏』が付くものにはあまりいい意味がない。ほかにも犯罪、猜疑心、狙撃など物騒な表現にはよく登場する。
やはり、『けもの偏』は人の心を持たないといった意味で使われることが多いのかもしれない。


孤独のグルメ巡礼ガイド

2014-12-17 05:00:37 | 日記

孤独のグルメseason4も終わり、久しくなるが、小生にとってはもう今から次のシリーズが楽しみである。番組のファンならかなりの人が知っているが、このシリーズはかなり通常のマンガのテレビ化とは異なる。

というのは初めの頃のシリーズはともかく、原作にある店がseason2以降殆ど出てこないことである。つまり、テイストは原作に忠実だが、訪れる店、食べる料理、エピソードが全てオリジナルで作られていることである。

普通ならば原作と違うから盛り上がりに欠けることもあるのだが、何しろ原作がコミック1巻しかなく、ネタも尽きるため、止む無くという面もあるが。まあ、テレビ制作のメンバーと主演の松重豊さんの頑張りでテレビに一つのスタイルを作っているのがその成功の原因かも。
最近、書店で発見し、すぐ買ってしまったのだが、『孤独のグルメ』巡礼ガイドなる本も出ている。中を開くとseason1~3+原作の店が、余すことなく書かれていてファンにはこたえられない。

特に小生のブログの大切な読者であるM氏が愛して止まない『三ちゃん食堂』も細かく書かれているので是非ご一読頂きたい。

ただ、不思議なのはこの本を出しているのが、テレ東系でなく、フジテレビ系の扶桑社ということではあるが。