『江戸の坂・東京の坂』その16。今回はJR山の手線恵比寿駅から東横線代官山駅まで坂を巡りながら歩いたが、これを2回にわたりレポート。
恵比寿駅西口は再開発の最中で目印の交番も移転中。その脇を通り、線路際をいくと『いなり坂』。すぐ左側には恵比寿駅ホームが見える。
坂を少し下り、次の道を左折すると目の前には階段が出てくる。残念ながら名前は無い。クランク状に歩き、突き当たりが防衛省の施設、右に行くと社に囲われた道標を発見。近くの標識には『中央に南無阿弥陀、その左側にゆうてん寺みち、右側に不動尊みち』と書かれている記述あり。実際にはよく読めない。
ここを起点に『かんのん坂』あまり勾配のきつくない坂で右側にはケヤキの保存樹があり、さらに先には馬頭観音。これが坂の由来らしい。
坂を下りて2つ目の信号を左へ。広い通りを渡ると恵比寿公園が登場。
その先を左へ行くと坂になっており、その上に長谷戸小学校が現れ、校門脇には夕焼け小焼けの碑がある。実はこの作曲者の草川信氏が大正から昭和にかけてこの学校の音楽教師を務めていたことからこの坂を『夕焼け坂』と呼ぶようになったらしい。
これから先は次のレポートにて。