12月に入ると11月のカボチャの飾りから一転、町中にクリスマスツリーが表れる。商売柄、12月は広告大賞や忘年会などホテルやホールに行く機会が増え、クリスマスツリーを見る機会も増える。
元々、クリスマスツリーはキリスト教とはあまり関係なく、古代ゲルマンの人たちがユールというかしの木を冬至で飾ったのが原型とされる。最初にクリスマスツリーを飾ったのは1492年にドイツでパン職人が聖霊救貧院にツリーを飾ったものとされる。因みに日本人が飾った最初は今の明治学院が1874年にクリスマスパーティらしく、その席にはサンタクロースも登場している。そして広まったのは銀座に1900年に進出した明治屋が飾り、これが契機とされる。
今回は最初に見たのが来年には建て直されるホテルオークラ、ツリーも素晴らしいがその歴史がある建物のツリーは風格さえ感じさせる。
次が椿山荘、フロント前にその勇姿を留める。
さらに丸ビルのツリーは今年流行った『アナ雪』のツリーである。大人も子供も前で写真を撮っている。
新高輪プリンスは2種類のツリーをみたが、可愛らしい4本のツリーもなかなか。
箱崎エアーターミナルはバスの待合室前に立派なのが建てられている。隣にいる雪だるまが可愛らしい。
今回、最も感動したのは東京中央郵便局の入るオフィスビル『kitte』、シンプルな雪の中のモミの木はアトリウムにそびえ立ち、素晴らしい。小生としてはクリスマスツリー大賞を差し上げたい。
それにしてもこれだけの飾りつけは大変なものである、ため息。