hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

べったら市、なう

2015-10-20 05:00:59 | 日記

べったら市が始まった。べったら市は10月19日~20日に大伝馬町の寳田恵比寿神社の恵比寿講に因む祭りで大伝馬町から隣町の椙森神社にかけて露店が500近く立ち並ぶ。


メインはやはりべったら漬けで皮付きと皮なしがあるが、100gあたり3~400円だから1本1300~1500円くらいが標準で、通常の漬物に比べると結構高い。べったら漬は大根を麹に漬けた甘い漬物であるが、江戸時代は甘いものがあまりなかったため、高級品で人気があり、15代将軍徳川慶喜の好物だったとか。


もちろん、露店はわたあめや焼きそば、たこ焼き、焼き鳥などを売る店も多い。しかし、中には人形町周辺の店が構える露店もある。特に魚の西京漬を売る魚久などはお得なセットを販売しており、長蛇の列。他にも玉ひでや小春軒、沢の鶴などの店もある。沢の鶴の屋台では、もちろん搾りたてのお酒もあるが、メインは奈良漬のようである。


小生の移転後の会社事務所から歩いて5分と近い椙森神社周辺に来るとすでにすごい人。さらに露店の中を進むが、人が多い上に立ち止まる人も多く、さらに反対の小伝馬町駅からの人波もあり、寳田恵比寿神社に近くなるともう殆ど動けないほど。さらにちょうど神輿が神社に向かってくるタイミングで神輿が通り過ぎるのをもう待つしかない。


それにしてもいつもは気づかないような寳田恵比寿神社が今日は主役となり、豊穣の秋を祝う祭りは夜半まで続く。

10月20日が恵比寿講当日なので更に人が出るだろう。もし、お時間があれば小伝馬町まで足を運び、是非江戸情緒に浸って欲しいものである。