中華街にはかつてはよく行ったものだが、東急東横線が副都心線と乗り入れてから渋谷が始発でなくなったこともあり、少し縁遠くなった。今回はたまたま、横浜に別の用事があったので久しぶりに足を伸ばしてみた。
みなとみらい線元町中華街駅を降りて比較的長い通路を歩き、地上に上がるとすぐに朝陽門に出る。
入るとすぐに豚まんの江戸清、名店の華生楼、お粥で有名な謝甜記などが並ぶ。その先には中華材料の品揃えで有名な源豊行。この店に入ると紹興酒やラー油、皮蛋だけとってもその種類の多さに驚く。
その先が今回の目的地である同發本館。中華街ではかなりの老舗。小生はこの店のチャーシューが大好物で並んでいるチャーシューを見るだけでワクワク。
店に入り、混雑の中で注文すると焦げたところを取り除き、あとは量り売り。100g486円で大体小さめで1本1000円見当。買うと煮汁も付けてくれるが、もちろんそのまま白ネギなどと食べてもいいが、ラーメンやチャーハンにすると一流中華料理屋のそれになり、さらに炊き込み御飯やおこわ、粽などなんでもできる。
他にも腸詰、皮付き豚の焼き物、アヒルや鶏の香味焼きなど食べてみたいものが続々。中華まんや月餅、焼売を売る店はあるが、こうした肉類を売るのは他には重慶飯店位しかない。
そのあといつも列の長い海員閣やシュウマイの清風楼などよくこれだけ中華料理屋があるのかと実感した。
その中で食べ放題の店の増加、更に以前と異なり占いの店が増えていたのには驚いた。本来なら本場中華料理を堪能したかったが、それは次回に回し、後ろ髪を引かれながら中華街散歩は終了。それにしても真っ只中にあるすしざんまいにはやや違和感を覚えた。