hokutoのきまぐれ散歩

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広島戦3連敗を受けて〜タイガースファンの戯言

2016-07-12 05:00:10 | 日記

ここ数日で改めて阪神ファンは本当に辛抱強いと思うようになった。というのは阪神が完敗した7月8日からの3連戦、初戦が藤浪が3回までに5点取られ、不得意なジョンソンに勝つには先制して守り抜く作戦しかない試合をわずか30分程度でぶち壊した試合の観客は46,046人。9日は珍しく2回に先制点を挙げたが、無死満塁のチャンスを1番西岡、2番鳥谷、3番江越の凡退で潰し、次の回に阪神を馘になった新井にスリーランを打たれた試合も観客は46,752人。そして10日の岩貞は初回3連続四球でそのあとつるべ打ちに会い、わずか15分で諦めざるを得ず、さらに9安打打っても1点も取れない試合ですら観客は46,323人。

連勝しているから広島ファンも増加はしているのかもしれないが、スタンドの殆どは黄色に染まり、取られても、打てなくても必死で応援する。これは立派なものである。小生はテレビ観戦のため、初回無死満塁でルナにタイムリーを打たれ、ほぼ敗戦が決ったと思い、テレビを消したが、球場にいる観客はリセットできないし、ましてや出ている選手も消え去りたいと感じたように思えた。

阪神タイガースはいくら弱くても土日には甲子園球場には46000人以上のファンがやってくるのだから、このままでいい訳がない。現状をみると悪いのは投手だけでも野手だけでもないし、また、守備だけでも打撃だけでもなく、正直言って今の阪神タイガースにはいいところ、褒めるべき点が何もない。

このようなどん底からどうチームを引き上げていくのか、これこそ金本監督の真価が問われるタイミングであろう。何年も何人もの監督がやらなかった根本からのチームの改革の代償は大きいが、それでもファンの後押しがあるうちに大変革の兆しを、片鱗を是非見せて欲しいものである。