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『鉄道シリーズ』その146。真岡鐵道の本社は真岡駅内にある。
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しかし、その形状は蒸気機関車そのもので4階建、最上階には展望テラスもそなえる。また、4階には国鉄真岡線のミニコーナーもある。
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その隣にあるのが御目当ての『SLキューロク館』である。この建物も真岡駅同様に蒸気機関車をデフォルメした形状だが、違うのは内部にスハフ44(客車)と49671(9600型)蒸気機関車が格納されていることである。キューロクとは9600型蒸気機関車の愛称で大正時代(1920年)に作られ、今年で96年目、あと4年で100歳となる。
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しかもこの蒸気機関車は動態保存で1日に3回、前方に停車している車掌車と連結するイベントを行っており、300円払えばその車掌車にも乗車できるのである。
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他にもD51146が静態保存されている他にもかつて真岡線を走っていたキハ20、ディーゼル機関車DE10。さらに木造有蓋貨物車ワ12、木造無蓋貨物車ト1、緩急車ワフ11などもある。
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特にト1はよく見ると一畑電鉄(島根県)の文字があり、また、ワ12には蒲原鉄道(新潟県)と所属が書かれている。
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12時になると9600型蒸気機関車のイベントが開始、するとランプが点灯、汽笛が鳴らされ、20mほど前の車掌車に向かいゆっくり動く。さらに連結をするが、その連結器の音がいい。そして車掌車に子供達ともう1人のおっさんと乗車。建物まで2往復してくれるが、そのわずかな距離でも子供はもちろん、おっさん達も大満足。
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入場料は無料でマニアならかならず楽しめるスポットである。注文するとスハフ44の中ではお茶や軽食も出来るとのこと。かつて北海道で急行ニセコとして使われていた車両でお茶を飲むのも悪くない。
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