hokutoのきまぐれ散歩

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阪神4連勝の実力〜タイガースファンの戯言

2016-07-30 05:00:44 | 日記


久しぶりに阪神タイガースのことを書いてみたい。24日からの4連勝は本物か?まぐれか?。もう一つは鳥谷の起用法は良かったか?この2つに絞って考えてみた。

最初のテーマ、『4連勝は本物か』だが、誰しも思うのは打線が復活したから勝ったということ。しかし、これは単純には当たっていない。確かに24日以降はすべて2桁安打だが、完封負けした23日の広島黒田の記念すべき1勝の日を除くと放った安打数は22日は9、20日は8、19日は5、18日は6、13日は13、12日は10と日によって多少の差があるが、全く打っていない訳ではない。では何が違うのか、それはタイムリーやホームランの不足である。これは13日のヤクルト戦で1カ月ぶりに4点取ったという貧打の中で先発投手が早い回に3点以上取られるという敗戦パターンが多く、ベンチの手の施しようがないという試合が続いた。

ではここ4試合は打線と先発投手の好循環が来たから安心かというと小生はそれほど楽天的ではない。というのは7月の日程を見るとよく分かる。スタートが阪神タイガースが伝統的に不得意な名古屋ドームの中日戦でまず負け越し。2週と4週は巨人・広島と2回続けてあたり2勝10敗で全カード負け越し。しかし、ヤクルトにはオールスター戦前の2連勝と今回の3連勝。つまり、ヤクルトには強いだけなのかもしれない。このため、高校野球前最後の中日3連戦(甲子園)がまさに試金石になると思う。

次に『鳥谷の起用法』であるが、結論からいうと金本監督にすべて任せればよいのではないかと思う。というのは鳥谷は現在1600試合以上の連続出場に加え、先日まで連続フルイニング出場667を続けていたのだが、この記録は潰えた。しかし、1492試合連続フルイニング出場の世界記録を持っているのが金本監督自身だからである。彼こそがその記録の偉大さ、大変さを一番知っているし、今の鳥谷に何が大切なのかを判断することができるはずである。

実際に鳥谷はスタメン落ちする前は守備も含め精彩なく、表情も冴えなかった。一方、スタメン落ちした3試合とも代打で出場し、すべてヒットを放っている。マスコミはスタメン落ちばかり強調しているが、タイガースファンは何が鳥谷のためになり、ひいてはチームにどうすればよいのかを考えるべきであり、小生は金本監督が下した判断を尊重していきたい。(7月29日12時半脱稿)