![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/18/085d3ce2a76773fa080cbae6a3f49403.jpg)
『鉄道シリーズ』その144。真岡鐵道はご存知だろうか。JR水戸線の下館駅(茨城県筑西市)と茂木駅(栃木県茂木町)41.9kmを結ぶ第三セクターの私鉄でマニアの間では蒸気機関車を4両(うち動態が3両)有することで知られている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/b2/5025d001bdbf39737e7993a0aa644070.jpg)
もとは国鉄真岡線として1920年に全通した路線であり、1988年に今の三セクに転換され、もう直ぐ30周年になろうとしている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/47/a87bf2cd2577f28131cc9d02af9c6a46.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/37/7d2f7f8003a84737f635a63f142c559e.jpg)
今回はこのうち益子駅より2駅下館よりの西田井(真岡市)〜茂木(茂木町)20.7kmを往復した。西田井(にしだい)駅は無人駅ではあるが、県産木材を使用した立派な駅舎もある。ここで茂木行きを待つが、実はこの駅は交換(単線のため行き違いで上下の車両が止まっていき過ごすこと)するケースが多い。駅の前には池があり、鳥などの声が聞こえる以外は静かなもんである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/99/658956d7dcdd09da1e60db06afa21efa.jpg)
西田井を出ると左側には一面の田んぼが広がるが、右側は未利用の荒れ地も多い。次の北山駅は真岡鐵道になり、増設されたものである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/68/c9961e1de9fc48a0b9aa4f3c9b83499a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/59/1d0109bb1fb59102eba6b786cb06569f.jpg)
次は益子駅、日本の駅100選にも選ばれたユニークな駅舎で構内には自由通路があり、裏側には駐車場も揃えてある。駅前には益子焼の立派な壺が鎮座している。上を見上げると時計台のようになっている。ただ、今日はひっそりして乗降客も少ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/b9/bd20617c87ab9db6e304451a4c51c71c.jpg)
益子駅を過ぎると建物も減り、田んぼと荒れ地ばかりが目立つ。七井駅も駅舎は立派、駐車場も無料で完備、都会では考えられない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/83/70046ce4737494a11c60f02f1d232dcc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/0a/34cde51adacee50bb2cd89e5878d0542.jpg)
多田羅駅は〝たたら〟と読むが、駅周辺には多田羅沼やキャンプ場がある。しかし、雨模様の中では乗降客も少なく、乗っているのも殆ど地元高校生。乗り慣れているのか、しつけが良いのか、あまり、騒ぎもせず、スマホに夢中なようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/0b/615ec3bbbd3aa14bfc2d4e6e9ee713bd.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/70/78a9673b43ce14994cedd24805909e5a.jpg)
この辺はすっかり田園風景、田植えから1ヶ月経って稲の緑が眩しい。市塙駅は六角の面白い駅舎が特徴で市貝町の中心駅のため、学生の乗降は多いが、無人駅である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/2a/8bdaacaa27dcb2a2cdcb32f0a79115a8.jpg)
(以下次回)