『ぶらっと橋めぐり』その26。今回は日本橋川日本橋川掛かる湊橋を渡ってみる。この橋は霊岸島と箱崎地区を結ぶ橋である。
橋が作られたのが、1679年であり、当時この辺りは水路交通の要所で樽廻船などで大変賑わった所である。この辺りは上方から来る酒を貯蔵する蔵が並んでいた。橋のたもとにら昔の橋のことを書いたのか木の看板も残されているが、消えかけていて読むことはできなかった。
湊橋の由来は江戸湊の出入り口にあったためであり、橋の中程からは隣の豊海橋がよく見える。現在の橋は震災後の復興事業として1928年に作られたもので長さが50m、幅が11mの中々フォルムの美しいコンクリートアーチ橋である。
もう海が近いことから浮かんでいるのはカモメたち。流れも緩やかなことから水鳥のように見える。
まさに箱崎ICのすぐ横あたりで高速道路の下には箱崎川第一公園、そして結構多くの人が住んでいた。この公園から臨むと橋の中央あたりに昔の船のマークが彫られているのがよく分かる。
