hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

ゆずの木

2017-01-04 05:00:31 | 日記

冬至になると柚子湯に入って温まるなどというが、スーパーで買うと結構いい値段がする。だからかはわからないが我が家から久我山駅までの間に柚子の木をよく見かける。

柚子は我が国に古くからある柑橘類で消費・生産ともに日本が世界一である。もちろん、ミカンの仲間だが、レモンなどと同様そのままでは酸が強すぎて食用にはならない。

ただ、柚子は日本の食生活には欠かすことのできない食材であり、調味料として酸味を出す、香りを楽しむの両方で活用される。また、七味唐辛子に使う(江戸のやげんぼりは陳皮というミカンの皮を干したものを使う)ほか、四国や九州で馴染みがある柚子胡椒は皮が青い頃に青唐辛子を加えて作る(黄色くなってから赤唐辛子と混ぜることもある)。また、魚の幽庵焼きや柚子味噌など利用方法もたくさんある。

意外に低い木にたくさんの実がたわわとなっているのを見ると羨ましく思えてくる。

庭にも一本欲しいところだが、若木では中々実がならず、『桃栗3年、柿8年、ゆずの大馬鹿18年』というから成木を買って植えないと食べるまでに至らないかもしれない。