hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

旧中山道を歩く(1)

2017-01-07 05:00:45 | 日記

旧中山道というと某アナウンサーが『一日中山道』と読んだことでも有名だが、今日はそのうち風情のある板橋宿周辺をぶらりと散歩してみた。

都営三田線の板橋区役所駅で下車、まずは区役所に行き、観光ガイドブックをいただく。そして正面で駐車場の担当の人に聞くと前に走るのが山手通り、一本目が国道17号(中山道)、その次が旧中山道と教えてもらう。


すぐに国道17号にぶつかるが、交通量も多く、道幅も広い。信号で渡り、その先の旧中山道は現在は商店街となっていて賑わっている。この辺りは仲宿商店街らしく、信号を左に曲がり歩き出す。

すぐの所にお米屋さん。今も営業しているのかはよく分からないが、雰囲気があり、かなりの大店。玄関前にある米の自動販売機ですら時代が感じられる。

その先には大白山遍照寺といった寺の跡。昔は天台宗の寺として栄えたが、廃仏棄釈の影響で明治4年に廃寺となったもの。今も馬頭観音やかつての名馬の石碑などが残るが、不思議なことに廃寺になってからほぼ150年にもなろうとしているのに空き地のままでいること。犬の散歩コースになっていたり、近所の猫が日向ぼっこをしている。


その先には本陣跡の石碑、しかし、こちらは現在はアパートの陰にひっそりと石碑だけが残され、他には何もない。


それにしてもこの仲宿商店街はよく流行っていて、量販店やチェーン店などとうまく共存している。また、この旧中山道をうまく観光資源としていて、建物は新しいが、わざと昔風な店構えにしている餅菓子屋などもあり、なかなか面白い。

(以下次回)