hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

第52回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会

2017-01-16 05:00:43 | グルメ

今年も行ってしまいました。毎年恒例の京王デパートで開催される元祖有名駅弁と全国うまいもの大会、今回で52回目だが、このところ皆勤賞である。今年は12日から開催、いつもは最初の土曜日に行く。今年は都合がつかないのでピークと呼ばれている最初の日曜にチャレンジ。


午前9時半に新宿到着、地上の入口に行くともう21人が列をなしている。最後尾に並び、開店を待つが、その間にもどんどん列は伸び、開店直前には最後尾が見えないほど。

いつもの通り、エレベーターで7階まで行くが、このブログを読んでいるのか(そんな訳はないか。)、エレベーターが昨年以上に混雑した。いつものように輸送駅弁の列に並ぶ。5分程度待って売り場にはいるが、一年でこれだけの種類の駅弁が見れるのはこのタイミングのみである。


駅弁は南から並べられているが、中々決められない。最初は鹿児島本線折尾駅のかしわめしに手に取ってみる、というのも折尾駅ではいまだに懐かしい駅売りのおじさんが販売しており、かしわめしも醤油の薄味で炊いたご飯に鶏と卵のそぼろと刻み海苔が斜めに美しく乗せられたシンプル駅弁。九州にいた頃によく買い求めた懐かしい味である。


その隣は中国地方、穴子や牡蠣の弁当、今年のテーマである牛肉のステーキ弁当などが並ぶ。関西も神戸の牛肉ステーキ弁当、琵琶湖名物を入れた湖北のお話も食べてみたい。中部地方は名古屋の味噌カツ弁当や桜エビの弁当もある。関東は近いから食指が動かないが、千葉駅や品川駅の貝の弁当、京王線新宿の弁当まであるのは驚き。リラックマのついたやつもある。


最後にやはり盛り上がるのが、東北・北海道地方。この地区は山形牛や前沢牛、仙台の牛タン、海産物はウニにカニ、ホタテ、鮭、イクラと素材だけ見ても種類豊富である。


これらの中での今回のチョイス。まずは北陸本線敦賀駅の『わかさカニカニカニ』、これはご飯にカニを炊き込んだものでカニ味噌も味付けに使われている。別に付けられたカニ味噌を添えながら食べると美味い。


ウニは東北本線平泉駅の『ウニごはん』、これはシンプルに小さめのウニごはんにイクラと茎わかめがトッピングされている。


さらに牛肉は東北新幹線盛岡駅の『いわて炙り焼き和牛弁当』、やはり炙り焼きが気になって選択。炙り焼きはやはり美味い。
購入後に会場で他の見ようとするが、いずれの売り場も長い列、とてもゆっくりはできず、水羊羹のみを購入、帰途についた。ピークとはいえ、毎年来店客が増えているような気がする。


本当は弁当を2つにするつもりだったが、絞りきれず3つを購入。しかし、いずれの弁当も大変美味く、満腹になりながらも家で完食。ご馳走様でした。


それにしても東京駅の弁当コーナーでも売っている米沢駅の牛肉どまん中やスーパーのイベントでも買える峠の釜飯、大阪ならどこでも買える551の豚まんなどにも長い列ができているのはふしぎなものである。まあ、日本人は列を作って待つのが好きなのかもしれない。