『鉄道シリーズ』その159。前回、鶴見線を訪れたのが2014年12月だから2年3ヶ月ぶりに残された部分、浅野〜大川、安善〜扇町の完乗を目指す。この線を効率よく回るには平日の朝に行くしかない。このために半休を取るのもやや勿体無いが、特に大川支線など廃止されては元も子もないと実行に。
鶴見駅到着は7時25分、前回は昼過ぎに来たのだが、その時とは打って変わりホームを人が埋め尽くしている。時刻表をみると海芝浦行きが7時29分、大川行きが7時35分、そして扇町行きが7時43分と全てのラインナップが揃う。
7時29分の海芝浦行きが満員で出発、3番線に次の大川行きがすぐに入線。ぎゅう詰めとはいかないがかなりの人が乗車する。すぐに発車、国道、鶴見小野と前回と同じ駅を通る。下車する人はおらず、結構な人。しかし、旭硝子などの工場がある弁天橋で半数が下車、立つ人はほとんどいなくなる。
次が浅野、駅前は工場でまた降りる人も多い。この先が海芝浦方面とは別れて安善駅に到着。
この辺りは一面の工場地帯、そこからが大川支線だが、武蔵白石の駅を左に見ながら曲がって行く。
このあたりからは殆ど構内を通るようで日本鍛造の工場の脇を通り、運河を渡るとすぐに終点。
日清製粉や三菱化工機の工場の中に古ぼけた駅がポツン。海芝浦駅と違い、公道に面しているので外にも出ることは出来るが、枯れ草だらけの草が線路の終点あたりを覆うように生えている。
到着が7時46分、そして7時53分には出てしまうため、鶴見線の旅は忙しい。朝は4本、夕方が5本、これが休日は朝の3本だけになる大川駅である。
まあ、これだけ利用者がいればしばらくは安泰かもしれない。(以下、次回)