『ぶらっと橋めぐり』その32。中央大橋、南高橋と歩いてきて最後に佃大橋を渡ってみる。ちょうどこの3つの橋が佃島を取り囲んでいるようだが、住吉神社先の河岸からよくみることができる。(現在は工事中で工事の船が邪魔をしているが。)
この橋は都道473号線、下を地下鉄有楽町線が通っている。橋の長さは476m、幅員は25mあるが、実は川の手前100mほどから高架が始まるため、歩いて渡る場合は歩道橋のように階段を登り、降りる羽目になる。
もとは隅田川最後の渡船場であった『佃の渡し』の位置に1964年に架けられた比較的新しい橋である。橋からの眺めは下流には勝鬨橋、上流には中央大橋や亀島水門など絶景である。
佃側には佃煮屋さんの看板を見ることができ、階段を降り、左に曲がるとまるで風景が変わる。
隅田川には水上バスが行き来して、手を振るのも中々面白い。何せ、橋を徒歩で渡る人は僅かにしかいないため、注目度は高い。
橋を降りて、少し歩けば月島駅に到着する。