我が杉並区に隣接する三鷹市は総面積1642haのうち、10パーセント近い154haが耕作地でそれも全てが畑である。(田んぼはない)さらに農家は265戸もあるのである。統計によると栽培面積の多い方から大根、ほうれん草、トマトの順になる。
よくお邪魔するのだが、三鷹市農業公園に隣接した農協の直売所に行くとその種類には驚かされる。この日曜日も花を買いに農協に行ったが、入口に貼ってあったのは『伝統の江戸野菜 東京ウド入荷』のポスター、あの暗い穴蔵のようなところで育てるウドも三鷹市で取れるようだ。
早速、直売所に行くと綺麗なウド、食べ方がわからない人が多いのか、食べ方も解説してある。
他の野菜はと直売所を見渡すと、先ほどの統計通り、大根、ほうれん草はやはり幅をきかせている。
さらにブロッコリー、里芋、ネギ、小松菜、人参、菜花、スナップえんどう、はてはイチゴまである。ただ、値段をよく見るとスーパーに比べて安くないというより、正直高い。
それでも地産地消という観点か、ものが良いのか日曜日の午前中はよく賑わって次々にサラリーマンらしき人が買って行くのである。
そういえば三鷹市で生産される果物のナンバーワンはわかりますか?これはダントツ1位で栽培面積7ha。三鷹市を散歩するとよく見かけるるといえば、そう、やはりキウイです。地元産キウイを使ったキウイワインはジブリのラベルも人気でスパークリングや濁りは中々買うことができません。今年も飲んでみるかな。