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hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

東急電鉄bizライナーに乗ってみた

2019-07-24 05:00:20 | 鉄道

『鉄道シリーズ』その234。今年も東急電鉄は時差ビスライナーの運転を始めた。まあ、昨年同様に7月22日〜31日という短期間ではあるが。田園都市線の時差ビスライナーは中央林間0600→長津田0608→あざみ野0617→溝の口0627→渋谷0643となっていてたまプラーザも二子玉川も三軒茶屋停まらない。

しかし、5分前に出る急行と比較しても中央林間〜渋谷は6分遅く、溝の口〜渋谷も2分遅い。つまり停車駅を少なくすることで混雑緩和を図っているだけなのである。


実際に乗車と言ってもわざわざ早く起きて中央林間まで行くのはなかなか難しく、いつもの渋谷から乗車。渋谷駅に到着したライナーは通常の2割程度は乗客は少なく、渋谷駅停車後は全員着席できる。さらに永田町を過ぎる頃にはガラガラとなってきて水天宮前では各車両僅かな人しか乗っていない。


これは①1本前が東武線乗入れの東武動物公園行き、1本後が南栗橋行きで押上止まりのライナーが混む訳がない、②設定時間が早すぎて乗ろうとするとかなりの早起きをしなくてはならない、③臨時のライナーの運転期間が短すぎて世間に浸透していない、などが挙げられる。

今年からは東横線でもライナーを走らせ、元町中華街0614→みなとみらい0618→横浜0624→菊名0632→武蔵小杉0639→自由ヶ丘0643→中目黒→渋谷0652の時間で運転する。こちらの時間を通勤特急と比較すると元町中華街〜渋谷は3分ライナーの方が早い。この微妙な差は通勤特急の方が停車駅が3つ多いからかもしれない。

他の私鉄もポイントの付与などが行なっているが、もっと来年のオリンピックを前面に出して通勤を楽にするというより、国民全体で大会を盛り上げるために協力しよう、その試行だと呼びかけて他の私鉄もライナーを出すくらいにしないとあまり効果が期待できないのではないか。